様々な出会いに感謝
成長した姿で恩返ししたいです
黒松俊吾さん
滞在期間 2020/2/3~2020/2/14
実施レポート
様々な出会いに感謝
成長した姿で恩返ししたいです
黒松俊吾さん
滞在期間 2020/2/3~2020/2/14
2020/02/04
今日の取材は他の局も勢揃いしていました。
取材でお邪魔した中学生の「立志式」は素直に凄いと思いました。とても立派な発表だったと思います。
※事務局註:
「立志式」とは、立春のこの時期、数え年15歳になる中学生が将来への決意を新たにする伝統行事。
中学2年生を対象に各校で開催されます。
今日は一つの企画の撮影から原稿の用意、編集、スーパーの導入までの全ての流れ、0が100になるところを全て見せていただきました。最終的に公共の電波に流れた時、18時15分開始のニュースではたった1分半のコーナーでしたが、そこにはたくさんの労力がかかっていることを学びました。今日のニュースを見るときは、昨日と同じ番組なのにどこか緊張していた気がします。自分は荷物を運んだだけでしたが、一つのニュースを世に送り出すとはどういうことか、少しだけわかった気がします。
2020/02/07
今日から始まった「いわて雪まつり」の取材に行ってきました。
会場は山の上の方だったので風も強く、大変な現場でした。しかし盛岡の「雪あかり」とは違った良さもあっていいところでした。
局に戻ってからはCM部でデスクワークをしました。テレビ岩手はテレビ局としては珍しく、自社でCM制作の依頼を受けてそれを放送しています。なのでCM部という部署があるそうです。
来週もまだ少しCM部さんでお世話になりそうなので頑張っていきます。
2020/02/08
平泉駅周辺を自転車に乗って駆け回りました。とても寒かったと記憶しています。
まず中尊寺へ。山の上にあるということで険しい山道でした。雪や氷に足を持っていかれないようにするのが大変でした。中尊寺は一つの寺院、というよりは寺社仏閣群、と言った感じで、いくつもの建物がありました。中でも有名な中尊寺の金色堂は非常に保存状態がいいなと感じました。実際に中尊寺に行かないとわからないであろう雪と寺院との融合した景色や、金色堂以外の様々な建物を見ることができました。
その後、源義経の没地を経由して毛越寺へ。もともと日本的な庭園の景色が有名な所ですが、雪も相まって幻想的な光景が広がっていました。思わず僕のカメラを持つ手も自然にシャッターを切ってしまいます。非常によかったです。
最後は温泉へ。冷え切った体に染みます。比較的観光客向けというよりは地元の方が多かった気がします。アットホームな雰囲気でした。
2020/02/09
新幹線の新花巻駅で下車。徒歩で宮沢賢治記念館群へ向かいました。ひとつひとつ触れるとキリがないですが、印象的だった箇所について触れていきます。
ここではいくつかの作品がアニメや文字などの形で紹介されていましたが、どの作品も童話というよりホラーの分野なのではないかと思ってしまいました。オチがどれも怖かったです。
それから、メインの宮沢賢治記念館の階段が長かったです。367段ありました。段数に特に意味はないそうです。
続いて、新渡戸稲造記念館に行きました。ここは正直、最初は軽い気持ちで行ったのですが、振り返ってみると一番有意義な時間になったかもしれません。というのも、新渡戸稲造の名前は知っていましたが、正直お札の人くらいの印象しかなく、何ならそのお札の時にはまだ僕は生まれていなかったという始末です。しかし、彼の人生には非常に尊敬すべき箇所がたくさんあり、まさに僕のやろうとせん人生であると言っても過言ではないのではないかと思います。具体的に言うと、彼はかなり短めのスパンで様々な仕事をしており、最終的に彼の職業は何なのか、一つに定められる人は誰もいないでしょう。彼は武士道というとても有名な本を書いている作家でもあり、数々の大学の学長を歴任した教育者でもあり、また国連の事務局に所属する国際人でもあったのです。僕自身も一つの職種に拘らない、様々な側面のある人間になりたい、そしてそれが可能なのだと強く思いました。
2020/02/10
盛岡市内で冷麺を食べた後、カーリングへ。
人生初カーリングでしたが楽しむことができました。
思ったよりスピードが出るんだなというのもそうなんですが、滑ってこけなくてよかったです。
他のワーホリ参加者の方々との交流もありましたが、どのワーホリも興味深いものばかりでした。
カーリングはとても楽しかったので地元に戻ったあとも出来る機会があるならやりたいなと思いました。本当に楽しかったです。
2020/02/11
前から行こうと思っていた宮古でのサイクリングへ。宮古は盛岡からかなり遠く、終電、終バスを逃すと大変なことになるということで、かなり時間を気にしながらでしたが、一箇所しか行っていない分、比較的余裕を持って回ることができました。
その一箇所というのは「浄土ヶ浜」です。寒いからなのか、祝日にも関わらず人があまりいなかったため、雄大な光景をたっぷり堪能することができました。さすがジオパークという景色でした。
クルーズ船は休業中だったので、また夏に来てみたいなと思いました。
また、浄土ヶ浜への行き帰りの道のあちこちで、どの高さまで津波が来たのか、ということが記されていました。あまりにも非現実的な高さでなかなか現実味がなかったということが、震災の悲惨さを表しているのだなと思いました。震災というところにフォーカスを当てて三陸を巡るのもやってみたいなと思いました。
2020/02/14
最終日は岩手県庁での取材でした。午前中は知事の記者会見でした。各テレビ局はもちろんのこと、地元の新聞社も一同に会しての会見でした。
テレビで見えている景色はほんの一部でしかなく、そのカメラの裏側にはたくさんの県の職員の方がいらっしゃいました。
午後からは県議会の取材に同行し、最後に局に戻ってCM部のお手伝いをしました。スーパー、いわゆるテロップを打たせていただきました。その数時間後、自分の打った文字をテレビで見た時は胸が高鳴りました...
電話でお問合せ平日10時〜18時
019-621-1171
岩手の窓口
メール:wh-iwate@jobcafe-i.jp
〒020-0024
岩手県盛岡市菜園1-12-18 盛岡菜園センタービル5階
月曜~土曜 10:00~18:00 OPEN
東京の窓口
〒104-0061
東京都中央区銀座5丁目15−1 南海東京ビル1F
TEL. 03-3524-8284