ワーホリ!いわて|ワーク&ステイ PROGRAM

実施レポート

[2020夏]株式会社エーデルワイン 

佐藤彩乃さん

将来のやりたいことが明確になった9日間でした

佐藤彩乃さん

佐藤彩乃さん

滞在期間 2020/9/4~2020/9/15

ブドウ畑を訪れたことがなかった私にとって、全てが新鮮な体験でした。岩手県出身であるにもかかわらず今まで大迫を訪れたことがなく、どのような場所かもわからないままワーホリに参加しましたが、帰る頃には大迫の街に魅了され、早く再訪したい気持ちになりました。
初日は朝礼に参加し、その場で社員の皆さんに挨拶をしました。あの時は頭が真っ白になり、とても緊張していましたが、朝礼後に社員の皆さんが優しく話しかけてくださったので、緊張も解け自然とその場になじめた気がします。業務は主にブドウの収穫でしたが、その大変さにとても驚きました。ブドウは房を切るだけで終わると思っていましたが、選果の作業があり、腐った実やカビが生えている実を一つ一つ丁寧に取り除く作業はとても大変でした。果汁で手が真っ赤になり、爪の中も真っ黒になりましたが、汚れた手を見ると頑張った証と感じられ、より一層業務に励むことが出来ました。今年の夏は暑く、9月になっても30℃以上の日が続いた為、外での作業は大変でしたが、仕事の合間に畑作業を手伝ってくださる社員の方からワイン造りについて沢山教えていただき、いつも以上に楽しい時間でした。「良いワインは良いブドウから」という言葉通り、ブドウひとつひとつに手間をかけていることがよくわかりました。
期間中にはエーデルワインの直売店「ワインシャトー大迫」でも業務を行いました。仕事内容は箱作りや清掃などが中心でしたが、清掃内容が細かく丁寧だったことが印象に残っています。私も飲食店のアルバイトでトイレ掃除やテーブルの除菌などを行うので、とても勉強になりました。そしてそれ以上に、接客が非常に丁寧で、私もエーデルワインの社員の方のような接客ができるようになりたい、と思いました。

アクティビティでは花巻を観光しました。林風舎はレトロな雰囲気で落ち着いた空間でした。二階が喫茶店になっており、一階はお土産店になっていました。そこで黒板の壁飾りを購入し、自宅に帰って早速ドアに飾りました。その後に行った大沢温泉は、外観が昔の小学校みたいで、他の温泉と違った雰囲気でした。露天風呂には他のお客さんがいなかったため貸し切り状態で、ゆっくりと温泉につかりながら目の前の自然を堪能できました。

9日間という短い間だったので、1日1日を大切にしようと思いワーホリに臨みました。大学で醸造について学んでいることから、将来はお酒造りに携わりたいと思ってはいましたが、決心することが出来ませんでした。しかし、今回のワーホリでワイン造りの楽しさを教えてもらい、改めて「将来の仕事にしたい」と強く思い、ようやく目標が見えてきました。大学の講義では教えてもらえないことを沢山学べて本当にありがたく思います。早速、大学の図書館で本を読みながらワインについて勉強を始めています。今度エーデルワイン様を再訪した時には、今よりもワイン造りについて詳しくなっていると思いますので、その時は社員の皆様と高度なお話ができたらいいなと思います。そして、地元の方や地域おこし協力隊の方ともお話をする機会があり、とても貴重な体験をさせていただきました。県外の方と繋がりを持つことは少ないので、このワーホリに参加して本当に良かったです。最後に、社員の方々をはじめ、レストランやホテルの皆様まで本当にお世話になりました。温かく迎えてくださったこと、本当に感謝しています。このご縁を大切にしていきます。

2020/09/07

初めての収穫作業、品質を保つために丁寧に作業しました

初日は朝礼から始まり、その後にブドウの糖度測定と収穫を行いました。初めての収穫作業は、細かい作業が多くとても大変でした。腐っているブドウは、ワインの品質を落としかねないので丁寧に取り除くように気を付けて作業しました。社員の方の「おいしいワインはおいしいブドウからしかできない。」という言葉が印象的でした。また、農家さんからは「種無しブドウより、種ありブドウのほうが美味しい」と教えていただきました。今までは種無しブドウの方が高級感があり美味しいと思っていたので、とても驚きました。今度からは、種ありブドウを買ってみようと思います。更に驚いたことが、農家さんはブドウの出来具合を確認するために実際に食べてみるそうですが、ブドウがお腹にたまらないようにブドウの汁だけを飲み、実は吐き出す食べ方をする方もいるそうです。皮と実の間の部分が一番おいしいため、その部分でブドウの出来を確認するとのこと。とても贅沢だと思いました。
午前中に畑を案内していただきましたが、ブドウの種類が多く一度で全部の名前を覚えることができなかったので、これから少しずつ覚えていきたいです。

2020/09/08

醸造について学んだ日

2日目は昨日より暑くて大変でしたが、多いときは5人で収穫していたので、社員の皆様から貴重なお話を沢山聞くことが出来ました。ワーキングホリデーの開始前に、ワインの醸造について自分なりに勉強してきました。その中で疑問に思ったことを社員の皆さんに質問することができ、本当に良かったです。赤ワインだと皮と種子が付いたまま一次発酵させるのですが、白ワインは皮と種子を取り除いてから一次発酵させます。なぜそのようにしているのか尋ねたところ、「白ワインでも皮と種子があるまま発酵はできるが、渋味(タンニン)をなくすために取り除いてる」とのことでした。また、今収穫している畑にはツヴァイゲルトレーベとメルローという品種があります。メルローの方が甘いみたいなので、今後食べてみようと思います。

2020/09/09

新たにブドウの知識を深めました

今日は農協回りの後、ブドウの収穫を引き続き行いました。業務終了後に、エーデルワインの社員の方と地域おこし協力隊の方とお食事に行きました。そこでもワイン造りについて多くのことを教えていただきました。エーデルワインのシードルは、学校で行っているシードルプロジェクトのお酒とは違い、発酵途中のまま瓶詰めして販売するものもありました。樽で最終発酵させるものと違い、濁りがあってより味が深くなるそうです。私も飲ませてもらいましたが、とても美味しかったです。
また、キャンベルという赤ワイン用のブドウ(食用)を食べながらとキャンベルを使用したワインを一緒に飲みました。この食べ方が地元では通だそうです。食用のキャンベルは、元地域おこし協力隊の方がご自身で育てたブドウを提供してくださいましたが、加工用のキャンベルとは味が全く違い、同じ品種とは思えないくらい美味しかったです。

2020/09/10

ブドウの果汁で真っ赤になった手が、頑張った証です

午前中はブドウの収穫、午後は選果の作業を行いました。今日から仕込み作業が始まったので、休憩時間に見学させていただきました。収穫時に人の手で選果していますが、仕込み作業のときも機械でレーザーをあて、再度選果するそうです。全て機械で選果すると潰れていないものも除いてしまうため、人の手で選果します。昨日まで収穫していたツヴァイゲルトレーベは、選果することはほとんどありませんでしたが、今日選果したロースラーは落とす部分が沢山あったので、とでも大変でした。また、腐ってる部分が多く、果汁で手が真っ赤になりました。その汚れた手が頑張った証だと思うと、より一層業務に励むことができました。夜は社長との食事会でした。メインディッシュの牛タンにあう2009年のワインをいただきました。高価なもので、自分では買えないものを用意してくださり、嬉しかったです。そして寝酒にと「いわてヌーヴォーの白」をいただきました。自分好みの甘口のワインでとても美味しかったです。

2020/09/11

初めて販売業務を体験しました

午前中は選果と草刈を、午後からはエーデルワインの直売店「ワインシャトー大迫」で販売業務を体験させていただきました。ワインの種類が非常に多く、全て把握することができませんでした。名前に「ドメーヌ」が付いているワインは、栽培から製造まで全て行っているものに付けるそうです。私が水曜日まで収穫していたツヴァイゲルトレーベがそれにあたるので、今年収穫したものがワインになった時は買いに来たいです。直売店で販売しているワイングラスは、舌が当たる角度を計算してつくられているそうです。舌は苦味や甘味を感じる部分が異なるので、それを計算しています。なので、安いグラスと違って美味しくワインが飲めるのかなと思いました。また、赤ワイン用のグラスは空気に触れさせるために大きく、白ワイン用のグラスは低温を保つために小さいそうです。色々なことを新たに知った1日でした。

2020/09/13

【アクティビティ】賢治を感じる花巻ツアー

アクティビティでは花巻をまわりました。まず、「森のくに」というガラス工房に行きました。リンゴのオブジェが淡い緑色で特に美しく、見ているだけで癒されました。今度来るときは手作り体験もしたいです。その後ワインシャトー大迫で自分用のワインと友達のワインを購入しました。今回買ったワインは赤の甘口「月プレミアム」です。私は普段赤ワインを飲まないのですが、ジュース感覚で飲めるそうなので試しに買ってみました。エーデルワイン一押しの「五月長根葡萄園」を友人へと購入しました。
花巻駅に着いてからは林風舎に行きました。レトロな内装で落ち着いた感じがとてもよかったです。そこでケーキセットを注文しました。抹茶とチーズのケーキが濃厚でとてもおいしかったです。その後大沢温泉に行きました。木造で昔の小学校みたいな造りで面白かったです。お昼時だった為か、露天風呂には他にお客さんはおらず、貸し切り状態でゆっくりと過ごすことができました。後からエーデルワインの社員の方から教えていただいたのですが、自炊部では自分でご飯をつくることができるみたいです。そして花巻駅に戻り、「賢治の広場」に行きました。そこで宮沢賢治がいかに花巻祭りが好きかがわかりました。黄色い牡丹は宮沢賢治の案で始めたそうです。上町ではコロナの影響で花巻祭りに出せなかった山車が飾られていました。
夜は社員の方とお食事をしました。お店のマスターはとても気さくな方で、お忙しい中私との会話に付き合ってくださいました。大迫のあんどん祭りを見たことがないとお伝えしたら、その祭りのカレンダーと写真を譲ってくださいました。来年は是非あんどん祭りを見に行きたいと思います。そして、そのお店にいた子供連れの方が、お寿司屋に誘ってくださいました。お寿司屋ではその場にいたお客さん達に混ぜてもらい、とても楽しい時間を過ごせました。大迫には他の場所にはない人の温かみがあると感じました。

2020/09/14

工場を見学させていただきました

午前中はブドウの傷んでいる粒を取り除く作業を丁寧に行いました。午後は工場見学の施設に行き、社員の方から説明していただきました。洗瓶の作業には水道水ではなく、地元の地下水を使用しています。水道水だととてもお金がかかるらしく、わざわざ掘り当てたそうです。終業後は向山展望台にある権現様のモニュメントを見に行きました。展望台からは大迫の街を見ることができ、やはりブドウ畑が多いなと改めて感じました。

2020/09/15

最終日に社員の皆様と記念写真を撮りました

今日は最後の出勤日でした。本当にあっという間の1週間でした。お世話になったみなさんと最後に記念写真を撮ることができて本当に良かったです。年内に大学の友達を連れて、再び会いに行きたいです。
午前中の仕事はツヴァイゲルトレーベの収穫でした。先週も違う畑でツヴァイゲルトレーベの収穫をしたのですが、今日やったブドウの選果は比べものにならないくらい大変でした。このように農作業を経験することで、「食べるときには生産者さんに感謝をしなければいけない」と改めて思いました。
本当に最初から最後まで沢山お世話になり、感謝の気持ちでいっぱいです。今度、大迫に行った時に、社員の皆さんとお会いできることを楽しみにしています。

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