ワーホリ!いわて|ワーク&ステイ PROGRAM

実施レポート

[2020夏]株式会社奥中山高原牧場

ひらかわさん

「働く」について真剣に考えるきっかけになりました

ひらかわさん

ひらかわさん

滞在期間 2020/8/28~2020/9/21

ワーキングホリデーでは、こんなに楽しんで良いのかと何度も思いながら働いていました。もちろん体を動かす仕事なので疲れはするのですが、日々出来ることが増え、社員の方々とコミュニケーションを重ねていくことで、本当に楽しく働かせていただきました。牛の知識など全くない私を、このようなご時世にも関わらず温かく受け入れてくださった社員の皆様には本当に感謝しております。
今回、牧場で就労させていただいた経験は、食について改めて見つめ直すきっかけになったと共に、自分が将来どのような場所で働くのかを考えるきっかけにもなりました。ワーホリに参加する前までは、「就職したくない、働きたくない」との思いがありましたが、奥中山高原牧場での就労を経て、「私が普段不自由なく生活できているのは、奥中山高原牧場の社員の皆さんのように、日々懸命に働いている方たちがいるからだ」と思うようになりました。そう思えるようになったことで、自身の「働く」に対する考えがよりいいものに変化しました。この経験を無駄にせず、これからも様々なことにチャレンジしていきたいと思います。本当にありがとうございました。

休日は、一日中ホテルでゆっくりする日もあれば、社員の方が龍泉洞に連れていってくださったり、一緒に働いた河端さんと遠野を訪れたりと、充実した日々を過ごしました。一番印象的だったことは、奥中山高原から遠野までがすごく遠くて、岩手県の面積の大きさを痛感したことです。往復5時間かけて行った遠野では、曲り家を見たりカッパ淵に行ったりと、とてもいいリフレッシュになりました。遠出は疲れますが、仕事を頑張るためにも休みは本当に大切な時間だなと感じました。
また、河端さんと一緒に過ごしたから楽しめたという部分も大きかったと思います。一人で3週間頑張れないことはなかったと思いますが、それでも2週目からの1週間、彼女がいたことは本当に大きな意味がありました。仕事面では、河端さんに仕事の説明をすることで私も再確認できたりといい点が沢山ありました。またそれ以上に、彼女のコミュニケーション力のお陰で、日常で出会った方と様々な話ができ、何よりたった1週間でこんなにも仲良くなれたことは彼女のお陰だと思います。河端さんに刺激され、私ももっと自分から積極的に社員の方に話しかけてみよう、などと意識が変わりました。それはワーホリが終了してからも同じです。学校生活や就職活動の中でも以前より積極的に行動に移すようになったと思います。ワーホリに参加してよかったと思える理由の一つは、河端さんに出会えたことです。二人でまた岩手を再訪したいと話しています。

コロナウイルスの影響もあり、何もすることがなかったこの夏休みにワーホリに行けて本当に良かったと思います。牛について学べたこと、働くということを真剣に考えるきっかけになったこと、何よりワーホリを通してたくさんの人と出会えたことが、この先きっと何かの役に立つのではないかと思います。本当は留学の予定でしたが、このような状況になったのも何かの縁だと思い、この経験を生かせるようこれからも頑張りたいと思います。

2020/09/01

初日から仔牛の哺乳作業を行いました

今日は勤務初日でした。午前中は社員の方に牧場の敷地内を案内をしてもらい、そして搾乳機や牛について教えていただきました。午後からは仔牛の哺乳作業を行いました。粉ミルクとお湯を計量して混ぜ合わせ、仔牛に与えます。とにかく牛が可愛くて、楽しく作業ができました。昨日生まれたばかりの仔牛が思ったよりも大きくて驚きました。まだうまく立てないところが可愛かったです。今日が初日なので分からないことばかりでしたが、社員の方がその都度教えてくださるので、知識も増え、作業もしやすかったです。

2020/09/03

一連の作業を体験しました

今日は3日目です。牧場に到着すると、ヤッケを着てヘルメットを被り、お水を持ってパーラー搾乳機のある場所へ向かいます。
牛舎から牛を呼んできたら、牛の乳房の消毒やその拭き取り作業、搾乳機の装着などの仕事を分担して行います。私は拭き取り作業をしました。布巾でひたすら牛のお乳に着いた消毒液をふき取る作業なので難しくはありませんが、繰り返しの作業であることと、牛によっては乳房の位置がすごく高い場所にあるので、腕が疲れます。社員の方々は黙々と素早く作業をしていたので、相当な集中力がいるなと思いました。
その後、ロボット搾乳機のある牛舎に移動します。ここでは、牛の水飲み場である水槽をブラシで掃除したり、牛糞を雪かきの道具みたいなもので掃除します。水槽の掃除は水を飲んでいる牛に移動してもらわないといけないので、それが一番大変です。お尻を押したりして水槽のある場所を空けてもらいますが、掃除しているうちに再び水を飲みに来たり、私の体を舐めたりと繰り返してしまいます。水槽や牛糞の掃除は体力が必要ですが、綺麗になると気持ちがいいので頑張れます。ちなみに奥中山高原牧場では朝と夜の二回、搾乳をするそうですが、ロボット搾乳機のある牛舎にいる牛は、1日3回以上をの搾乳を目指しているそうです。お腹をすかせた牛が餌を求めて機械に入ると自動で搾乳機が装着される仕組みで、4台ある機械には牛がどんどん入っていきます。明日も引き続き頑張ります。

2020/09/04

牛探しはとても難しかったです

搾乳機に牛を連れていくために、今日は牛探しを行いました。ロボット搾乳機のある牛舎で、社員の方から牛の番号が8個ほど書かれた紙を渡されました。餌を食べている牛たちがこちらにお尻を向けて密集しており、押したりしながら首輪に書かれた番号をチェックしていきます。牛はなかなか私の方を向いてくれないので、番号を見つけることが出来ず、とても大変でした。結局、20頭くらい見ても1頭も見つけられないうちに、社員の方が全頭を見つけて終了しました。あまりの早さにとても驚き、どうしたら素早く見つけることが出来るのかと尋ねると、「経験を積めばできるようになる」とのことでした。今度は1頭ぐらい見つけたいと思います。
午後は子牛の哺育です。哺育の1つの業務として、ミルクを作って与えます。使うミルクの粉には、生まれてすぐの仔牛に必要な抗体が含まれているそうで、これを与えないと病気になりやすいそうです。哺乳に使う哺乳瓶の形は二種類あって、ビンと呼ばれるほうの蓋は簡単に閉めることができますが、ボトルと呼ばれるものは蓋を閉めるのにちょっとしたテクニックが必要です。ゴム製なのでなるべく温度の高いお湯につけて柔らかくするのがポイントです。初日は全然上手くできませんでしたが、昨日と今日は安定して上手く閉めることができました。哺乳は相変わらず仔牛が可愛くて楽しいです。ただ、昨日体調不良だった一頭が、更に元気をなくしており、ぐったりしていたのでとても心配です。次に行くときは元気になっていることを願います。

2020/09/05

【休日】龍泉洞に行きました

社員の方とそのご家族と一緒に、龍泉洞に連れて行っていただきました。事前に中はとても寒いと聞いていましたが、洞窟内は約10度だそうで、実際入ると想像よりも寒くて驚きました。雨の影響で濁っていたそうですが、それでも地底湖の青さはとても綺麗でした。
その後は、「道の駅いわいずみ」に行きました。私は牛乳が大好きですが、岩手県に来てから一度も飲む機会がなく、ここに来てようやく牛乳を買うことができたのでとても嬉しいです。ちなみに1Ⅼ500円の牛乳で、恐らく今まで飲んだ中で一番高価だと思います。明日の朝に飲むのがとても楽しみです。
昼食は焼き肉と冷麺を食べに行きました。冷麺は盛岡でも食べましたが、ここではスイカが添えてあって驚きました。季節によってリンゴや梨の時もあるそうで、面白いなと思います。冷麺も焼肉もとても美味しかったです。
最後にホテルの向かいにあるジェラート屋さんに寄りました。今日は途中スコールのような土砂降りでしたが、この時は晴れ間も見えて、山に囲まれた景色がとても綺麗で、そんな中でジェラートを美味しくいただきました。長時間運転していただき、色々な場所に連れて行ってくださり、感謝の一日でした。

2020/09/08

一緒に働く仲間が出来ました

今日からワーキングホリデーに参加する河端さんと初めて対面する日でした。仲間が増えたことは、本当にうれしいです。
いつも通り仔牛のいる牛舎に移動し、竹ぼうきで藁の掃除をします。掃除が終わったら、ミルク作りのために道具の準備をします。作業について頭の中で理解していても、河端さんに説明することはまだ私には難しかったです。自分では理解していても、人に説明することの難しさを改めて感じました。社員の方から効率的に準備するポイントを教えていただいたので、明日はそれを実践したいです。今日は検温もやらせていただきました。特殊な形をした体温計を牛のお尻に入れて検温します。先日、社員の方が作業されている様子を見学したのですが、実際にやってみると尻尾をしっかり上に持ちあげて腸の内壁に体温計を押し付けることが重要だと分かりました。夕方は体温が高くなることが多いそうですが、発熱している牛の中には下痢の症状がある牛もいて、早く元気になってほしいと思いました。下痢をしている牛には粉ミルクの代わりの粉を溶かして与える他に、半固体状の薬を注射器で口から与える処置を施します。実践しましたが、とても難しかったです。今日の哺育は初めての事ばかりでいつも以上に楽しかったです。覚えることが増えるのは少し不安ですが、社員の方々は何度聞いても教えてくださるので、とてもありがたいです。

2020/09/09

牛の体調チェックの業務が上達しました

今日の哺育業務は、昨日同様に掃き掃除から始めて、その後にミルクやりの準備をしました。昨日、タオルの脱水や水を溜める作業についてアドバイスをいただき、その通りにやってみましたらスムーズに準備できました。河端さんはボトルとビンでのミルクやりを、私はバケツでのミルクやりを、それぞれ教えていただきながら分担しています。未だに粉と水の量に戸惑うこともありますが、楽しく順調にミルクやりを進められるようになってきた気がします。
その後の餌やりと水やりは、昨日とほぼ同じ内容だったので、理解が深まってきました。ただ、表にある数字を見て一瞬で与える量を判断できる社員の方はやはり凄いなと思いました。最後の体調チェックでは、昨日は上手くできなかった注射器で薬を与える作業も、今日は上手くいったように思います。何事も経験だと思いました。また今日生まれた仔牛には、社員の方が様々な栄養を投与している様子を見学できました。獣医の先生と同様に社員の方も素早く注射を打つので、本当に凄いなと感心しました。今日はホテルの大浴場で出会ったお婆さんと、一時間近く話していました。沢山の人生経験を積まれた70歳の方のお話はとても深かったです。「とにかく今やりたいことを頑張り続けるのが大事だよ」と言ってくださったので、今はこのワーホリを最後まで一生懸命頑張ろうと思いました。ワーホリで出会う人とこんなに色んな話ができると思ってもいなかったので、本当に充実しているなと感じています。

2020/09/10

複数の作業を同時にできるようになりました

今日は久しぶりに朝から雨でした。休憩中に社員の方から乳房炎かどうかを調べる方法を実際にやって見せてくださいました。薬剤を搾乳したミルクに混ぜ、変化する色で乳房炎と診断できます。4つのミルクを調べましたが、どれもその可能性は低いようで安心しました。乳房炎になってしまうとミルクの味が落ちるそうです。
午後から仔牛の哺育を担当しました。最近はミルクを作りながら、仔牛の口を拭くためのタオルの洗濯作業なども任せていただけていて、いくつかの作業を同時進行できるようになってきていることが嬉しいです。
最後に、藁切りの様子を見せていただきました。牛舎に敷く藁の束が壁際に積み重なっているので、それを運んできて結び目を外し、特殊なカッター機に入れます。自動で適度な長さに切られて出てきます。
今日は何だか一日がすごく早く過ぎた気がしました。段々仕事が分かるようになってきたのもあり、とても楽しく充実してるんだなと思います。

2020/09/12

【アクティビティ】神秘のまち遠野を巡る旅

今日はワーホリ参加者の河端さんと一緒に、電車を乗り継いで遠野に向かいました。くもり空の中晴れ間が見え、希望に満ち溢れたスタートになりました。
まずはふるさと村に向かいました。ふるさと村の「南部曲り家」は、もともと立っていた家を解体してからこの場所に再建したこともあり、そのリアルさに二人して大興奮でした。かやぶき屋根と囲炉裏、それからとにかく広さを感じられる平屋の造りそのものに興奮しっぱなしでした。河端さんとここに住みたいと何度も話していました。緑いっぱいのなかに数軒の曲り家が建っているので本当の村のようで、栽培されているイネや飼われている馬から昔の暮らしをひしひしと感じられる場所でした。
次はカッパ淵に向かいました。お寺を通るとカッパ淵に出る仕組みで、立派なお寺に驚きました。寺の前に立つ仁王像は木製で歴史を感じるもので、大きくて強そうでした。河童には会えなくて残念ですが楽しかったです。そこから伝承園に向かいます。ここでは南部曲り家の中で昔話を聞いたり、お土産を買ったりしました。おしらさまと呼ばれる神様がいて、願い事を書くスペースでお願い事をしてきました。今日1日で特に印象深いのは、伝承園の曲り家で聞いた昔話です。語り部の方の録音されたお話を聞くことができるのですが、貴重な体験でした。馬に恋した少女の話で、興味深いお話と静寂の中で聞くその話し方に強く引き込まれました。

2020/09/14

牛のせりを見学しました

今日の午前中は市場に連れて行っていただき、せりの見学をしました。会場の各机の下にはボタンとカードを差し込む場所があり、ボタンを押すと入札できる仕組みになっています。和牛、ホルスタイン、和牛とホルスタインの交雑種の3種類に分かれ、その中でもさらに複数の品種があるようで、中でも和牛は高値で取引されていました。
牧場に戻ってからは、ミルクやりの業務から参加しました。今日もビンでのミルクやりだった為、仔牛と近い距離での業務ができました。可愛いなと思いつつ、今日のせりを見学したこともあり、「丈夫に育ってほしいな」という気持ちがいつもより強かった気がします。また、初めてシリンジを使いながら液体と粉を混ぜて薬を作りました。鼻の穴から子牛に与える作業をさせていただき、貴重な経験になりました。ミルクやりや検温などに慣れてきた中でまだまだ新しい仕事があるというのは、非常にやりがいがあるなと思います。今日は牛のせりを見学し、食を支えてくれる「大切な命」を扱っているということを更に実感した一日になったように思います。そして消費者になって命をいただく時に、命に対しては勿論、生産者の方々にも感謝の気持ちを持つことが大切だと改めて思いました。

2020/09/16

ミスなく完璧に、作業を一人で行うことが出来ました

今日は河端さんとお別れの日でした。先にホテルを出る私を河端さんが見送ってくれてお別れをしました。ホテルの前で二人で写真を撮って手紙を交換しました。お別れはとても寂しいですが、私もあと1週間程なので、自分を鼓舞しつつ、今日も1日頑張ろうと気を引き締めました。
牛探しの業務では、時間がかかりつつも無事に全頭見つけることが出来てよかったです。牛糞の清掃では、久しぶりに一人でやりましたが、時間がかかりながらも綺麗にする達成感は大きいと感じます。ただ、掃除の最中、牛とゲートに挟まれてしまいました。特に何事もなく無事だったのが幸いですが、最後まで怪我無く終われるよう、細心の注意が必要だなと改めて思いました。ミルクやりでは、バケツでのミルクやりを私一人に任せていただきました。なるべく効率良くやろうと思いながらも、間違えないことを優先して丁寧に行っていると、今日は何とかミスなく完璧に出来ました。その後の餌やり、水やり、草やりもなんと全部一人でやりました。今までは社員の方と一緒に作業していましたが、遂に一人でできるようになりました。ここで色んなことを教えていただき、沢山のことができるようになったな、と一人で感慨に浸っていました。何度同じ質問をしても、優しく教えてくださる社員の皆様に本当に感謝です。

2020/09/17

新しい仔牛の存在が励みになります

ベッドの牛糞落としの業務では、いつもより時間がかかってしまいました。明日はもう少し早くできるようにしたいです。その後は搾乳機に入れる牛を探しました。今日も無事に見つけられてよかったです。そのあとは、ロボット搾乳機のクラスター掃除をしました。次に牛舎に移動し、掃き掃除から始めます。掃き掃除は顔を出してくる牛たちがとても可愛いです。今日もバケツでのミルクやりを一人でやらせていただきました。何度も自分の中で確認することで、今日もミスなくでき、よかったです。血便をしている子がいて少し心配ですが、今日は新しく6頭増えたこともあり、やはり皆元気に大きくなってほしいと願うばかりです。日々、本当に貴重な経験をさせてもらえているなとつくづく思います。あと残り二日の勤務ですが、精一杯頑張ります。

2020/09/21

温かい社員の皆さんのお陰で、楽しく仕事が出来ました

今日が最終日です。朝のパーラーでの作業は、牛舎の水槽が溢れてしまい搾乳作業の開始時間が一時間ほどずれこんでしまったそうで、いつもより100頭ほど多く消毒の拭き取り作業をしました。楽しく働かせていただけて本当にありがたいです。
午後は哺育です。まずはハッチに藁を敷く作業をしました。土ぼこりがひどくマスクをしていても大変な作業だと思いました。そのあとは、すでに牛が入っているハッチへ藁を足し、バケツでのミルクやりを担当しました。昨日よりは効率よくできたかなと思います。発熱していて残してしまう子もいましたが、最後のミルクやりも無事に終われてよかったです。その後、餌やり、水やり、草やりをしてから検温をしました。今日は最近していなかったバケツの濯ぎを久しぶりに行い、初日からのことを思い出していました。哺育では毎日日誌にコメントを書くことになっているのですが、記入している時に、今日が最終日であることを一番実感しました。いつでもまた来てねと言ってくださる温かい社員の皆さんのお陰で、本当に楽しく仕事させていただきました。ありがとうございました。

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