ワーホリ!いわて|ワーク&ステイ PROGRAM

実施レポート

[2020秋]農事組合法人となん

I.Nさん

岩手県内を縦横無尽に駆けめぐったワーホリ体験

I.Nさん

I.Nさん

滞在期間 2020/11/26~2020/12/11

業務を通して幅広く農作業を体験できたこと、職員の方との交流を深められたことが大きな収穫だと思います。
まず農作業の体験については、冬季の農閑期ということもあり、作業としては限られていました。そんな中ではありますが、りんごの出荷準備、きくいもの洗浄と選別など農作業経験の少ない私にとっては貴重な経験ばかりでした。特に印象に残っているのは、雪が降る中での畑の耕運です。初体験のトラクターは乗り込むと見える景色も変わり、レバーやペダルが乗用車よりも多く不安だらけでしたが、指導を受けながら基本的な運転をすることができました。厳しい寒さも含めて非常に貴重な経験になりました。

また、作業を通して職員の方とも大いに交流できました。作業の手順やコツを指導していただく際はもちろん、事務所内での挨拶や休憩中の何気ない会話など多くの場面で気にかけてくださり、農業についての知識だけでなく、職員の方の優しさに触れながら交流を深めることができた二週間になりました。

また、ワーキングホリデーを通して出会ったメンバーとの観光は印象に残っています。レンタカーで中尊寺や毛越寺、厳美渓、道の駅などを巡り、岩手の歴史や文化に触れられたことはもちろん、経歴が異なるメンバーと交わす会話では業務中とは違う一面を知ることができ、散策中だけでなく移動中も含めて非常に充実した時間でした。また、互いの持っている情報を持ち寄りながら行き先を決める中で、一人旅では訪れないであろう店や観光スポットも一緒であったから訪れることができました。一人旅とは違う素晴らしい思い出を作ってくれたメンバーに感謝しています。
その後の業務でもコミュニケーションを取りながら協力することができましたし、和気あいあいとした雰囲気の中で業務を終えることができたことはメンバーがいてくれたお陰だと思います。

休日には陸前高田市を訪問しました。「奇跡の一本松」を訪れるとともに、車で市内を走ったり、高台から市街地の様子を見渡しました。復興は確実に進んでいるけれど道半ばという印象で、まだまだ現在進行形なのだと感じました。次に、「いわてTSUNAMIメモリアル」を訪れました。館内の展示は震災の悲惨さを思い知らせるもので、胸が締め付けられる思いがしました。それと同時に、震災の歴史を決して風化させないことが必要だと思いました。

今回のワーキングホリデーは岩手県の魅力を存分に味わうことができた内容の濃い二週間になりました。特に地域の方との交流を通してその魅力を感じることができたと思います。受け入れ企業の方や地元の方とお話をする中で方言に戸惑うこともあれば、地元の方のみぞ知るお店でご飯をご馳走になったり、私の地元では食べられないような新鮮なりんごを頂いたり、地域の歴史を教えていただいたりと交流を通して数多くの思い出ができました。これも観光地を巡るだけの旅行では経験できないワーキングホリデーの醍醐味だと思います。

また、今回が初めての岩手県訪問でしたが、岩手県のことをさらに知りたくなりました。温かい時期の気候や、雪の積もっていない岩手山の様子、夏場の栽培作物など気になることが尽きません。「関係人口」という単語を聞く機会が増えましたが、私も岩手県の関係人口の一人として今回出会った方とのご縁を大切にしつつ、今後とも交流を続けていきたいと思える期間でした。

2020/11/30

新鮮な経験となった普段とはちがう立場での作業

午前中に業務及び法人についての説明後、都南地域の見学を行いました。地域内でも地理的要因などによって栽培する作物に違いがあり、農作物に注目して都南地域を巡ることで観光だけでは知り得ない情報を得ることができたと思います。また、農業が抱える後継者不足の問題についての取り組みや今後の課題についてもお話を通して学ぶことができました。
午後からはリンゴの選果、荷造りを行いました。消費者の立場で目にするリンゴに普段とは違う立場で携わることは非常に新鮮な経験になりました。荷造り(箱詰め)という作業一つを見ても、サイズや全体の見栄えを考えながらの作業を通して、奥が深い作業なのだと感じました。

2020/12/01

奥深さを感じた初めての秤での計量

午前中に黒豆と白菜の選別、大根の洗浄と選別を行いました。黒豆と白菜の選別の際には秤を使っての作業でしたが、初めて使用した秤の仕組みや量り方は奥深いものでした。大根の洗浄と選別では普段目にする商品になる過程を体験することができ、どの大根も立派で栽培のコツも気になりました。
午後からは場所を移し、きくいもの洗浄と選別を行いました。高圧洗浄機の扱いは初めての経験ということもあり、要領良くきくいもの泥を落とすことは難しかったですが、良い経験になりました。その後、きくいもの中から種いも(翌年植えるためのいも)と販売するいもとを秤を用いながら選別しました。
本日は水を使う作業が多かったです。気温が低い中での作業で寒かったのですが、農家の方の苦労を少し感じることができたのではないかと思います。

2020/12/02

地域おこし協力隊の活動に同行

今日は終日地域おこし協力隊の高橋さんと盛岡市内を見学し、活動内容を見学しました。また、地域おこし協力隊の実際の活動についてお話を聞くことができました。
盛岡市内を見学する中で、盛岡市の広さを実感したことと、特に山間部の人口減少(流出)に伴う過疎化が印象的で、空き家や廃校になった学校の校舎を見るとその深刻さを感じました。こういった地域の課題を改善するための手段として地域おこし協力隊などの制度が設けられています。課題を改善しようとする際には地域の方とそれを共有し、改善策に対する理解を得て、地域の方を巻き込んで取り組むことが重要だと感じました。改善のためといえども、それが地域の人々に受け入れられるものでなければ効果は見込まれず、また、改善したとしても一時的なもので、根本的な解決にはつながらないからです。そういう意味で外部から地域に介入しようとする地域おこし協力隊はその地域の方との交流を通して信頼関係を構築し、課題点とニーズを汲み取ったうえで、改善策の策定と計画的な実行が求められると感じました。

2020/12/03

トラクターで畑の耕運に挑戦!

今日は朝から雪が降る中、トラクターを使い畑の耕運を行いました。これまでトラクターを実際に運転した経験はなく、今後も運転の機会はないと思っていたため、思いがけず貴重な機会になりました。いざ運転席に乗り込むと見える景色も変わり、レバーやペダルが乗用車よりも多いことで不安に思いましたが、丁寧なご指導により基本的な運転をすることができました。また、直線に耕すことも難しいことだと実際に運転して分かったことでした。トラクターの運転に限ったことではありませんが、今日まで見学してきた農作業は一見すると容易に見えるものでも、実際にやってみると要領よくできなかったり、重労働であったりと体験しなければ分かり得ないものが多かったように感じます。
業務終了直前の約1時間は白菜の出荷準備や大根の選別を行いました。明日計量し、袋詰めするそうです。出荷に至るまでの地道な準備や管理といった工程には連続性があるため、そのいずれも怠ることは許されないのだと思いました。このことも経験しなければ分かり得なかったことでしょうし、消費者に見えない場面でも様々な業務に取り組む農家の方に対する感謝の気持ちを持つべきだと感じました。

2020/12/04

工夫する楽しさを感じた陳列作業

今日の午前中は大根、白菜の出荷準備を行いました。出荷準備では野菜の収穫や計量、袋詰めを担当しました。この作業は一度経験していたため、秤の使い方や内容量の調整など要領よくできるようになった点はワーキングホリデー期間中の成長だと感じることができました。
午後からは週末に開催される土日ジャンボ市という産直へ出荷するための準備を行いました。土日ジャンボ市が開催される産直は野菜や果物、海産物など様々な区画があり、市場のような雰囲気が気に入りました。農事組合法人となんの区画に袋詰めした野菜を持ち込み、陳列、値札の貼り付けを行いました。多くの野菜が出品される中で見栄え良く、どのような工夫をすることで手に取りやすくなるかを考えながらの陳列は非常に楽しく、産直に出品することの醍醐味の一つだと感じました。
産直に行く前後で盛岡市内を見学しましたが、その際に寄った青龍水では湧き水を飲むことができました。

2020/12/05

【アクティビティ】食から文化を感じた県南エリア

今日は同じくワーキングホリデーに参加しているメンバーと県南方面へ行ってきました。中尊寺、毛越寺、平泉文化遺産センター、厳美渓、道の駅平泉、OIGEN FACTORY SHOPの順に訪れました。
「中尊寺」では月見坂を歩きながら神聖な雰囲気を感じ、金色堂の美しさに感動しました。「毛越寺」は中尊寺とは雰囲気が異なり、美しい庭園を歩きながら自然を味わいつつゆったりとした時間の経過を感じることができました。
昼食ではもち料理を食べました。岩手県南部では米が取れやすかったという背景から米を使った料理(餅など)を食す文化が根付いたと聞いていました。観光中、注意しながら見ていると、米を使った料理を提供する飲食店が多いように感じました。食を通じて文化の違いについて感じられたことは今回の訪問の収穫の一つだと思いました。「道の駅平泉」では産直野菜、果物を物色しました。産直ごとにそれぞれ規模や取り扱う農産物の種類に特色があり、見ているだけで楽しむことができました。最後に訪れた「OIGEN FACTORY SHOP」は南部鉄器がお洒落に展示され、南部鉄器に触れる機会の少ない若年層や観光客も訪れやすく手に取りやすい工夫がされていると感じました。私自身南部鉄器の製品を使ったことはありませんでしたが、シンプルなデザインでありながら存在感があり、重厚感がある見た目が非常に気に入り、書道用の文鎮を購入しました。使う時が楽しみです。
今日は観光や歴史、食文化などを味わうことができ、非常に充実した一日になりました。

2020/12/06

盛岡ライフスタイルツアーに参加

今日は盛岡広域圏に移住を検討している方向けのバスツアーに参加し、志和稲荷神社、小田中染工房、オガール、廣田酒造、やはぱーくの順で訪れました。
「オガール」や「やはぱーく」周辺は盛岡在住の方でも驚くほど目まぐるしい発展を遂げているとのことでした。新築の住宅が多く立ち並び、整備された公園では子供が元気に遊んでいる様子から街の勢いを感じました。オガールややはぱーくではイベントスペースを使って地元の方が手作りのアクセサリーなどを販売していました。このような施設は人々が集まり、情報交換をしやすい環境だと思いました。特に移住してきた方にとっては地域に馴染みやすい環境であると感じましたし、そのような工夫が移住者の増加、街のさらなる活性化といった好循環の要因の一つだと感じました。
午後に訪れた「廣田酒造」では蔵元の案内で日本酒の製造過程を見学しました。もろみを搾る機械や貯蔵するタンクは人の背丈よりも大きく、酒造りが重労働であることが分かりましたし、繊細な麹菌を扱うことの苦労も知ることができました。技術が発展し、機械化が進む中でも従来の製法を守り続けていると感じました。
今日は、人口が増加し、発展を続ける町と伝統技術を守り続ける染物工房、酒蔵を見学しました。対照的な立場といえる両者ではありますが、どちらも魅力的ですし、今後も両者が共存してこそ、町のさらなる発展があるのだと思いました。

2020/12/07

研究機関や飲食店をとおして、盛岡を知る

今日は午前中のみの作業で、金曜日の出荷の片づけを行いました。売れ残った野菜を小屋に保管し、野菜用コンテナの泥汚れをブラシで洗い流しました。屋外での水を使った作業でしたが、今日は日差しがあり、陽の温もりも感じられたため作業も苦ではありませんでした。
作業終了後には、盛岡市内を見学しました。車で移動しながら岩手大学農学部のキャンパスや、同大学所有の農場などを車内から見学しました。特に農業・食品産業技術総合研究機構の農場は広大な敷地に様々な作物が植えてあり、そこで新品種の研究などを行っているとのことです。厳しい気候や病気に強い品種を生み出すためにこのような機関が研究に取り組んでいることが分かりました。また、この研究所にはりんごの品種「ふじ」の原木があるとのことでした。
昼食は皆さん御用達の喫茶店「Do」を訪れました。店はかなり奥まったところにあり、地元の方に長年愛されている雰囲気の店でした。地元の方しか知らないような店を訪れることができ、盛岡市民の仲間入りができたような気がしました。

2020/12/08

地域おこし協力隊のあるべき姿とは

今日は終日、現役地域おこし協力隊の方、元協力隊の方と行動をともにしました。私自身、地域おこし協力隊に興味があるため、現役隊員、元協力隊の方のお話を聞く機会は非常に貴重な機会でした。活動地域を案内してもらいつつ、地元の方のお宅を訪問しました。突然の訪問にもかかわらず、お茶の代わりにりんごを頂いたり、お宅の敷地内を案内してもらったり、手作りの漬物を頂いたりと帰りには頂き物でお土産が増えていました。
地域おこし協力隊の方と行動して感じたことは、協力隊と地元の方との信頼関係についてです。地域おこし協力隊は地域の課題解決に専念することが任務だと思っていました。それも重要なことではありますが、それ以前に地域のイベントに積極的に参加するなど地域の方とのコミュニケーション、信頼関係の構築がまず必要であり、それらを通して地域の課題が表出することで、課題解決に向けて地域の協力が得られるのだと感じました。
今日の活動を通して、地域おこし協力隊のあるべき姿を見出すことができたと思います。

2020/12/09

経験値+工夫が効率的な農業のカギに

今日は農業体験の方2名、地域おこし協力隊の方と共に白菜、大根の収穫、洗浄、保管作業を行いました。白菜の収穫では鎌を使ったのですが、鎌の扱いに慣れていないため、店頭に並ぶ白菜のような美しい切り口にすることに苦労しました。
今日は収穫する量が多く、効率的な作業が必要でした。そのために教えていただいたこととして、刃のどの部分で切るかといった鎌の効率的な使い方や、白菜の収穫時には一人で2列同時に進めること、大根は収穫後に葉を効率的に切り落とすため、収穫した大根を複数並べて置き、鎌で一度に切り落とすことなどがありました。
農作業は単純作業、反復作業のように思えて効率的に捌いていくことが求められるため、自分の経験に加えて考える(工夫する)ことが重要だと思いました。一本当たり数秒の削減であっても、大量に捌くことになれば、最終的に大きな削減につながるからです。今日は特に捌く量が多かったため普段は気にしないことを考えることができました。

2020/12/10

農業の魅力や人の暖かさに触れた最終日

ふるさとワーキングホリデー最終日の今日は、職員の方との懇談を企画いただき、農業を志した理由や、今後の目標などについてお話を伺いました。質疑応答では農業の魅力について尋ねてみました。回答としては自分の努力が結果として現れやすく達成感が得られやすいこと、時間の使い方など裁量が大きいこと、食という生きるために必要不可欠な活動に携われることなどの意見がありました。さまざまな意見がありましたが、皆さんに共通していたことは農業を好きだという思いです。お話しした際にもいきいきとされていることが印象的で、農業に携わることに誇りを持っているのだと感じました。だからこそ、夏の暑さなど厳しい環境下でも作業を行うことができるのだと思いました。最終日に職員の方の貴重なお話を聞くことができ、非常に充実した一日になりました。
また、帰宅する際には皆さんから温かいお言葉をかけていただき、さらにはお土産のりんごも沢山いただきました。最終日まで岩手の方の優しさを肌で感じることができました。

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