ワーホリ!いわて|ワーク&ステイ PROGRAM

実施レポート

[2021夏]株式会社菊池技研コンサルタント

S.Yさん

充実の実務体験を経て、将来を考えるきっかけになった場所

S.Yさん

S.Yさん

滞在期間 2021/7/24~2021/8/11

二週間という短い期間ではありますが、菊池技研コンサルタント様では本当に密度の高い体験をさせて頂きました。特に、地質課と設計課で過ごした四日間はハードでもありましたが、非常に楽しく、興味深い時間でした。また、皆様の優しさのおかげで、今回のインターンシップは単に体験をするだけのものではなく、自分のなりたい将来像に関して具体的に考えるきっかけになりました。
実際に皆様に交じって会社の中で働かせて頂くことで、自分たちの努力が形となって現れる喜びを知っただけでなく、地域をつくり、守る仕事にかける皆さんの熱意を体感し、身の回りに対する見方を変えることができました。
菊池技研コンサルタントの皆様におかれましては、大変ご多忙の中にも関わらず、ご自身の時間や専門知識をも共有してくださり、誠にありがとうございました。今回のワーホリの経験を単なる経験で終わらせないように、今後も研鑽を重ねていきたいと思います。

2021/07/27

勤務初日!いよいよ2週間の学びの日々が始まる

初日からとても不安でしたが、菊池技研コンサルタントの方々は本当に優しくしてくださいました。
ふとした瞬間に聞こえる鳥の鳴き声や窓から見える山々を見ると、岩手に来たという実感が湧きました。様々な方のお話を聞かせて頂く中で皆様がお仕事に対し誇りと愛情を持って取り組まれていることを改めて感じました。地域をつくり、守る仕事とはどういうものなのか。それをこれからの2週間で学んでいきたいと思います。

2021/07/28

社会人としての心構えを心に刻んだ日

設計課では、二日間を通して、大学をご卒業後、菊池技研コンサルタント様に入社されて二年目という社員の方に大変お世話になりました。私たちと歳が近いこともあり、非常に親しくさせて頂きました。
様々な質問をさせて頂くだけでなく、業務の上でもたくさん助けて頂いたのですが、専門知識の深さやCADを扱う技術にはいつも尊敬を抱いておりました。どのようなことに対しても丁寧なご回答が頂けるので、私たちが数年後に同じ立場になった時のビジョンと照らし合わせて焦りつつも、とてもいい刺激になりました。
設計課の初日にはこの日ご担当の方より、設計業務全般に関してご教示いただきました。お話を聞く中で、その業務が多岐にわたっての配慮、考察、工夫が必要で、負う責任の大きさに驚きを感じつつも、ご担当の方が手がけられた公園を紹介いただく際には、が本当に楽しそうにしていらっしゃるのが印象的でした。また実際の事例と照らし合わせて、設計上の問題や責任に関してお話しいただく際には非常に真剣な、専門家の目をしていらっしゃったことに身が引き締まる思いでした。私が今こうして生きているのは誰かが真剣な眼差しで守ってくれているからだと考えると、自然と感極まってしまいました。今日は人々の暮らしを守るということを強く感じた1日でした。
その後、実際にCADを使った業務を経験したのですが、これは想像以上に大変な業務でした。CADの取り扱い自体が難しいものである上に、一つ一つの作業を着実に積み重ねて行くことが必要なため、かなりの集中力を要しました。しかし、設計が出来上がった時の達成感も大きく、設計者の方々がおっしゃる、自身が設計した物が実際に形と成って現れる魅力を少しだけでも理解できた気がしました。

2021/07/29

炎天下の中、緊張のドローン操縦体験!

岩手県の気仙郡まで行き、測量業務の体験をさせて頂きました。測量業務は暑さとの戦いでした。長袖、長ズボンの作業着を着て、炎天下の中業務を行わなければなりません。現場の方々が業務はしっかりと行うけれども、皆さん笑顔でコミュニケーションを取りながら和気藹々とした様子だったのが印象的です。
途中で、ドローンを使った地形の計測を体験させて頂きました。高価なドローンも少し操縦させていただいたのですが、とにかく緊張感で頭がいっぱいでした。操縦そのものも難しく、責任感を求められる業務だと思いました。それと同時に、そのような高価な機材を任せて頂けたのに嬉しくなりました。終わった後は実際に計測したデータを解析する手順等を教えて頂きました。このようなデータの解析は大学で習ったことがあるのですが、実際に自分達で取ったデータを解析できるという経験は感慨深いものでした。

2021/07/30

先輩の姿からなりたい自分をイメージして

今日は補償業務を学びました。
補償業務とは、公共事業などにおいて、個人等の土地を利用する場合がある時に、個人宅や土地の所有者へ交渉に伺ったり、市などから補償されるお金や内容を決めるために、土地や家の計量を行う業務のことです。正直にいうと、こう言った業務の一部まで建設コンサルタントの会社が請け負っているとは思いもしませんでした。
この日ご担当してくださった方は明るく、朗らかで、とても分かりやすくお話をしてくださる方なので、もしも自分の土地を提供することになっても、こんな方なら安心して任せられるだろうなと思いました。午後は、家や建物の間取りと詳細を記す、野帳の記入作業を体験しました。建物の高さだけではなく、建物の構造も記さなければいけないので、とても根気のいる作業でした。とても緊張するであろう局面を沢山乗り越えていらっしゃった先輩の笑顔は頼もしく、私もこういう頼もしい人になりたいと思いました。

2021/07/31

【休日】大船渡の”過去”と”いま”を感じて

今日は1日を通して震災学習をしました。
この日の最初に伺ったのは大船渡防災観光交流センターです。震災関連をまとめたブースには、震災が発生した2011年3月11日の1日の写真が時系列順に紹介されていました。穏やかな港町の朝や、そこで暮らす人々の生活が紹介され、それらが14時46分に一変する様子を見て、心から恐ろしいと思いました。写真には写真の撮影をされた方の一言もついており、私の心に特に印象に残ったのは「こんなことになるとは、誰もが思っていなかった。」という一言です。津波が来た時、そこに住む皆さんの安心の象徴となっていた防波堤は、呆気なく踏破されたそうです。大船渡の街を津波が襲う動画には「何が防波堤だよ!」と叫ぶ声も記録されていました。
私が大船渡を訪れた最初の印象は、静かで、美しく、優しい街であることでした。地元の方と交流するとどの皆さんも優しく語りかけてくださいました。そんな街が跡形もなく壊され、優しい街の方々が叫ぶ様子を見ると、私の心も粉々になりそうなほど辛くなりました。
次に陸前高田の奇跡の一本松を見学しに行きました。一本松と、高田松原復興祈念公園を訪れたのですが、本当に厳かで美しい場所でした。献花台の上から見つめる海はとても綺麗で、この海から悪夢のような津波が来たとは考えられないほどの美しさでした。
私がこの地で知ったのは、実際にその地を訪れることでしか得られない学びがあるということです。街の美しさと、至る所に残る震災の記憶、痛み。そういった言葉を介さない、自らが見つけた学びはインターネットや史実を通して見つめるだけでは得られないものだと思いました。大切な人や物を失っても、未来に過ちを繰り返さぬように伝え続ける事を選択した人々の決意に感銘を受けた1日でした。

2021/08/02

現場で感じた、自分たちが"生活できること"への感謝

地質調査の作業は、まるで科学の実験のようで、とても興味深いものでした。この日業務の指導をしてくださったご担当の方には、多岐に渡り地質業務のことに関して教えて頂いただけではなく、大船渡や岩手のことについて本当にたくさんのことを教えて頂きました。地元の方のお話をたくさん聞くことができるのは滅多にない機会なのでとても嬉しかったです。
午前中は地面の強度実験の場に連れて行って頂きました。暑さも厳しいうえに、地中の状態と作業の状況によっては危険が伴うとのことで、緊張しながら向かいました。実際に機材等も扱わせていただいたことで、現場で集中して業務にあたることの大切さを身に染みて理解することができました。
午後は、サウンディング試験の体験をさせて頂きました。地中の掘削を行うとのことでこちらの体験も機材の危険性に戸惑ったのですが、実際に掘り進めた深さの記録を皆さんと分かち合い、非常に楽しい時間を過ごさせていただきました。実際の現場は想像以上に厳しい状況で、私達が住まう環境を作ってくれた方々に感謝の気持ちでいっぱいになりました。

2021/08/03

【アクティビティ】遠野・花巻を巡るツアー

本日は遠野と花巻に行きました。
当日は待ち合わせ場所へ3時間ほどと移動の時間が大半であるものの同行している友人と共に有意義に過ごせました。
遠野では東北の家の神様であるおしら様が印象的でした。ガイドの方もとても素敵な方でした。花巻は暑かったです。

2021/08/04

先輩との対話で自分の将来と向き合えた1日

地質課業務の続きです。
二日目はボーリングの結果を、この日ご担当してくださったお二人と共に観察し、解析するという業務にあたりました。お二人とも、特に地質全般に対して本当に深い見識をお持ちで、専門家であるお二人から様々なことを伺う時間は、本当に面白く、充実した時間でした。また、私が個人的に思い描く将来像として、自分の専門分野を持ちたいと考えているのもあり、お二人のお話や、お話をされている態度、どんな質問にもたくさんの知識や経験で返してくださる様子を見て、大きな刺激を受け、なりたい専門家像をより鮮明にすることができました。ボーリングの観察においても、細かい点を見分け、見るだけではなく触覚も大切にしながら進めていく作業一つ一つが楽しく、興味深いものでした。
午後に解析やデータ作成をした際には自分たちの観察が結果として形になる喜びを感じることができました。地質業務は、建物や構築物が成り立つうえでの根本であるため、緻密に、根気強く調査をすることが大切なのであると学びました。
また、この日は夕方に会社主催の「イブニングウォーキング」にも参加しました。

2021/08/06

まちを作り上げる一員であるという自覚

本日は測量業務でした。
測量では、公図の作成を行いました。とても実践的な内容で、実際の地図上に区画整理を行った後、登記をもとに情報を入力していきます。作業は正確さと集中力を必要とするため、終えた後には疲労感がありました。作業を教えてくださった方々は、長時間の作業の頭痛に備えて、痛み止めを用意しているそうです。公共事業の裏には多くの人の手と努力が携わっているのだと改めて感じました。

2021/08/07

若手の会から学ぶ、このまちへの貢献力

若手の会の皆さんに、私たちとの交流会を開いていただきました。交流会では、今まで菊池技研コンサルタント様で手掛けていらっしゃった現場を設計課、情報課、営業課の皆さんで案内していただきました。
今回見学させていただいた現場は、氷上橋、土砂災害時の復旧現場、手掛けた道路等です。設計課の方が、現場の話、施工に至った経緯、施工前の話、起きた問題など、詳細に説明をしてくださいました。
最初に訪れた氷上橋は、元々車両通行のためにあった橋の横に、住民の動線の変化によって、歩道用の橋を追加する必要があったために、敷設された橋だそうです。お話を聞く中で特に印象的だったのは、動線の変化が震災に伴う市役所等の施設移動によるものだということです。ちょうど橋の近くから見える電光掲示板のあたりまで津波がきたと、営業課の方が教えてくださいました。その話を聞いて、この橋は次に災害が起きた時に、住民の速やかな避難の助けになるのだろうと思いました。その他にも、橋のたわみが作る安全性の話や、施工中に起きた懸念など、設計のエキスパートならではのお話を聞くことができ、とても興味深い時間でした。
また、土砂災害時の復旧現場では、菊池技研の方々が総動員で測地、設計に携わり、短期間での復旧に大きく貢献されたそうです。実際に見た現場はほぼ垂直の急斜面で、私たちのような素人から見ても、かなりの困難と危険を伴う現場であろうことが見てとれました。普段、我々の安全な住環境を守る人々の存在を認知はしていても、実際に現場を訪れてお話を聞くと、その業務の大変さは想像を遥かに超えるものであることを実感しました。現場の測地ではUAVを用いたとのことで、私たちはワーホリ期間中にUAVを使った測地を経験していたこともあり、この現場では、とても感慨深い気持ちになりました。
ワーホリ期間中に測量、地質、設計、補償等の建設コンサルタントに関わる多くの業務を体験させていただきましたが、それらの業務を積み重ねたうえで実際に構築物として反映された様子を見ると、私たちの生活のインフラは多くの人々の果てしない労力と時間によって支えられているということがよくわかりました。
今回の現場見学を通して、我々は知識という側面だけでなく、インフラを支える方々への感謝という面でも見識を深めることができました。また、若手の会の皆さんのおかげで勉強をしつつも、本当に楽しい時間を過ごすことができました。それだけではなく、私たちとそう年齢の変わらない方々が人々を守るお仕事に従事されているということは私たちにとってもいい刺激になりました。改めまして、若手の会をはじめとした菊池技研コンサルタントの方々にはこのような貴重なお時間を頂き、感謝申し上げます。

2021/08/08

【休日】再び、大船渡が歩んできた軌跡を心に刻んだ日

本日も陸前高田で震災学習をしました。
この日の午前に伺ったのは東日本大震災津波伝承館です。実は、前日に会社の方のご厚意で軽く見学をする時間を取らせて頂いたのですが、改めて震災学習をしたいと思い、本日も向かいました。最初に目に止まったのは、震災の遺構の一部や、漂流した物の展示です。普段我々が利用している頑丈で強固な車や、標識が津波によって大きく歪んでいるのを見ると、想像もし得えない恐怖の片鱗を感じることができました。次に、実際の津波の映像を観ました。これまでにも津波の映像は目にしたことがあったのですが、改めて見ると、今まで訪れた美しい街々が思い出され、「何て恐ろしく、残酷なのだろう」と心から感じました。伝承館と、献花台周辺は本当に美しく、この場所を訪れる人達の平和と亡くなった方々の安息への願いが感じられ、私自身も様々に心を打たれた場所となりました。
午後に、陸前高田近くの図書館を訪れました。そこには震災関連の書籍が沢山あり、いくつか手に取って読んでみました。私にとって特に印象的だった本は、被災地の人々のその後を追った本です。その本には、何人かの人の震災が起きて、避難し、ご家族のご遺体との対面を経て、仮設住宅に住まい、今に至るまでの一連の人生が記されていました。
その本を読み、当たり前ではありますが、亡くなった方や被災された方は数ではなく、一人一人の人生なのだと実感しました。

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