ワーホリ!いわて|ワーク&ステイ PROGRAM

実施レポート

[2021冬]三陸鉄道株式会社

S.Yさん

「いつも通りの日常」を支えるために必要な秒刻みの仕事を学びました。

S.Yさん

S.Yさん

滞在期間 2021/12/1~2021/12/10

三陸をつなぐ

私は、列車に乗るのも見るのも好きで、図鑑の列車・電車をすべて覚えていた少年でした。部活や通学で電車を利用することが増えると、いつしか手段のための存在になっていました。そんな忘れていた列車と電車への気持ちを再燃させてくれたのは、三陸鉄道で過ごした10日間でした。
プログラムとしては、社長より直々に三陸鉄道の概要を教わり、2.3日ごとに各部署を回り会社全体を知ることができるものでした。

旅客営業部では、旅行代理店経由の団体客や企画列車集客がどのようにして行われているのかを知ることができました。会社を運営していく上で集客が重要になることを学びました。印象に残った仕事は、岩手の村々に伝わる「なもみ」となり報道各社を回ってPRをしたことです。「メディアの影響すごいっ」と実感しました。放送日はテレビに張り付いて当日の映像を見てました。

運行本部では、車両がいかにして「いつも通りの日常」の足になっているかを学びました。秒刻みでの運行を成立している裏では、日々の車両の点検や的確な信号指示、運転士の技量等があることを知りました。私たちにとっての最高のパフォーマンスはプラスでもマイナスでもなく、「0」である通常運行することだ、という話を部長より伺ったことが、今でも記憶に残っています。

印象に残った仕事は車両のオイル交換をしたことです。燃焼した油が家庭では出ない黒い廃油となっているのを見て、エネルギーの凄さを知りました。

施設本部では、線路や通信等の整備現場の仕事を体験させていただきました。各駅の通信機器や線路に異常やズレがないかを確認しました。主線の脇にある側線と呼ばれる線路の角度や幅を確認し、かなりの重さがあるハンマーと巨大杭抜きを用いて修正した仕事はとても印象に残りました。

休日は三陸鉄道の各駅を回り観光をしました。車窓から見える海や山の景色はとてもきれいで、雄大な自然を感じられました。観光している際に見かけた、一両の気動車が橋の上を走っている姿はとても愛おしく感じられた印象深い一コマです。

車や道路の開発が進んだ社会の中でも、鉄道を必要としている人は多くいて、地域の方にとって重要なインフラであることを再認識しました。インフラであると同時に観光資源ともなっている鉄道だとも感じました。

そういった意味で、この三陸鉄道株式会社でのワーホリ総括としてのタイトルは「三陸をつなぐ」と付けさせていただきました。

\受け入れ企業から/
今回のワーキングホリデーに参加することにより、「働くということの意義」「仕事仲間」「安全」「サービス」というものを学べたことと思います。
将来に活かしていただきたいと思っています。

\事務局から/
S.Yさんからは、実施期間中に外部の業務にも関わる機会をいただけて、仕事の広がりを実感できたことや、事業の性格上地元とのかかわりを強くしていることを肌で感じられたことなど感想を伺うことができ、貴重な体験ができたのだなあと頼もしくレポートを拝見していました。
また、感想一つひとつから、三陸鉄道様の業務やその意義に魅力を感じ、社会の仕組みについても学べ、今後の生活に大きな影響を与える体験をさせていただけたようで、事務局としてもうれしい限りです。この経験が将来役に立つように今後も応援させてください。

株式会社三陸鉄道様には、内勤から順に外の業務につながるプログラムで詳しく業務内容を説明していただきました。理解しやすく、関わりやすく工夫したプログラムをご準備いただき感謝申し上げます。

2021/11/28

【刺激的なアクティビティ】

【福田パンと漁業超入門】
朝ごはんとして、盛岡市民のソウルフードとも呼称されている福田パンのコッペパンを食購入しました。160円では足りない500mlのペットボトルサイズほどのコッペパン。移動中の車内で食べるために購入しましたが、食べるのがとても楽しみでした。美味しいし、早起きできた気持ちのいい朝となった日でした。

盛岡市から2時間ほどの大船渡市沿岸に移動し、ワカメの種付けをおこないました。食卓で当たり前のように目にするワカメが人の手によって丁寧に作られていることを知れ、食への感謝の気持ちを改めて感じられた体験となりました。

体験終了後には、船に乗せてもらい波に揺られながら沿岸を眺めた際、少し船酔いしましたが、それと引き換えに、刺激的で新感覚のアトラクションのような体験ができました。その後は新鮮なホタテを生と焼きで食べたこと自体、非日常的で有意義な1日となりました。ワーホリで訪れなければ得られない体験をさせていただいたと思います。
船で浴びた波しぶきはとっても良かったです。

2021/11/29

【盛岡の歴史探訪】

午前中は、ガイドの方に建物や川といった街の歴史を教えてもらいながら観光しました。
何も知らなかった時とは異なる、街の見方が増えとても充実しました。
午後は、自由に街を探索しました。古書店で遠藤周作さんの探していたかのような良い本と出会うことができました。

青春館の映像と音を楽しむコーナーが印象に残りました。暗転した際に浮かび出てくる銀河鉄道や星座がとても綺麗でした。
観光案内で見た、鳥居と建物の間が狭すぎたのも印象に残りました。

2021/12/01

三陸鉄道の歴史を学ぶことからのスタート

午前は社長から会社説明を聞きました。三陸鉄道の歴史や困難、そしてこれからを学び会社の理解が深まりました。

午後は割引キャンペーンをより周知してもらうためのチラシを作成していました。
自己紹介で学園祭のパンフレットを作成していたことを話していたため、任されました。

2021/12/02

広報の仕事(体験編)

「なもみ」を着て報道各社へは訪問しました。報道各社の雰囲気を1日で感じられたことや伝統衣装を纏いPR活動に貢献できたことは貴重な経験となりました。

「なもみ」は脛から腰、胸、腕そして頭さえも覆う伝統衣装であり、着ると役に徹することができました。更にとても暖かいため、雪風を凌ぐのに最適な衣装だと思いました。

仮面越しではあるものの4局と1新聞社で取り上げてもらうことはお目にかかれないことなのでとても充実した1日になりました。
プログラムに関わった担当の方々、大変ありがとうございました。

2021/12/03

広報の仕事(ポップ作成編)

ポップを作成するにあたり、多くの人が目にする券売機前に飾らせていただくことやポップ一つでも会社の印象が変わってしまうことに留意しながら緊張感を持って取り組みました。完成したものを見た担当の方に「この所どうやって作ったの?」や「三鉄に馴染みのない人にもわかるように作られてるね」など、関心やお褒めの言葉を頂いたことがとても嬉しかったです。

お昼前からはまた別の仕事をいただきました。主に旅行代理店経由の予約等に関する仕事でした。
3日間旅客営業部での仕事に携わることで、イベントや企画の裏で社員や旅行代理店、地域の方々が関わりあって成り立っていることがわかりました。

2021/12/06

運行本部の業務体験

運行本部長より、運行本部の部署説明と部署の機能等の運行全般に関わることを教えていただきました。時刻通りに来る列車が「当たり前になるよう」に運転士のシフトや車両の管理、社内での取り決めが施されていることを学びました。強い使命と責任感を持って社員の方々が働いているからこそ、時刻通りに来る列車を当たり前だと思える日常を享受できているのだと思いました。

説明後には、宮古駅より北側の5駅ほどを巡回し清掃しました。些細なゴミや落ち葉を拾い集め、お客様が駅のホームで不快になることが無くなるような環境整備をしました。三陸鉄道には駅員のいない無人駅が存在しますが、無人であることが不思議なくらい行き届いた整備がなされています。今日の仕事をしたことで、より三陸鉄道を好きになりました。

2021/12/07

列車の運行を支える仕事(指令部編)

午前最初の仕事は帰ってきた車両の切符等の回収でした。回収するにあたり、地面から列車に登ることや車両の電源を入れ回収のための操作を行う貴重な体験をさせていただきました。回収した箱の中にはお客様の用途に合わせた様々な切符が入っており、使用された切符からでもお客様のニーズに合わせた対応をしている三陸鉄道の真情を知ることができました。

次は秋ごろに使用された物品の確認でした。三陸鉄道の隔地線路付近には季節ごとに顔を変える木々が多く生えています。休日に見た車窓から見る紅葉や枯れ木はとても美しかったです。そんな枯淡の味わいのある紅葉ですが、レール内に多量に落ちれば安全な車両運行の妨げになってしまうそうです。落ち葉が車輪に踏みつぶされると化学反応が起きます。その化学反応によって車輪が滑りやすくなり「空転」という現象が起き運行に支障をきたす恐れがあるそうです。空転対策として「アルミナ」という砂利のようにも見える細かい金属を車両からまいています。今年度に使用されないアルミナを整理し収納しました。詳しく知りたい方は「落ち葉・列車・空転」で調べてみてください。

午後からは運行本部の指令部にて踏切や信号の指示等を行いました。パッと見るだけでは何が何やらわからない盤を操作すると聞き、当初は困惑しました。しかし、担当の方の丁寧な説明のおかげで車両の動きや流れを把握し、確認をしつつ簡易的な信号は出せるようになりました。指令部の指示ひとつで車両の入れ換えや踏切が下りるためとても緊張しました。現場だけでなく車両を見守り指示を出す人がいることを知り、経験することができたのでとてもいい経験になりました。

指令のない時間があったため臨時列車のダイヤ作成を手伝わせていただくことになりました。駅や車両名、秒単位での発着時間がわかる表になっているため理解するのに時間がかかりました。特に、秒単位を表すのに使用する特殊な記号を覚えるのに時間がかかりました。通常のダイヤに支障が出ないか等も確認しているため、ただ作るだけでなく、当日の流れを想定し確認しているためダイヤ作成は奥が深いなと感じました。

2021/12/08

列車の運行を支える仕事(車両点検編)

午前は車両の点検を行いました。普段凝視することはない車両のエンジンやファンなど部品一つ一つを観察することができました。一昨日、鹿と衝突した際に破損した部品も見せてもらいました。三陸鉄道が海や山々の中を走っているのだと、改めて感じました。

点検では車両に関する様々な知識を教わり、実際にいくつかの点検の補助をさせていただきました。中でもオイル交換がとても印象に残りました。大学の学園祭でも油を扱う部署にいたため、廃油の違いに興奮してしまいました。

午後は運転士の隣で運転の仕方や信号の見方を教わりながら添乗しました。資格がないため運転はできませんでした。しかし、別の社員の方に解説を聞きながら隣にいたため運転士に近い観点で信号や線路など運転に必要な物事を見ることができました。

2021/12/09

年末の業務体験

年末に行う「総点検」の補助をさせていただきました。盛駅方面までの一部駅の信号や時刻で連動する照明等が正しく機能しているかの確認を行いました。途中、盛駅にある派出所にもお邪魔しに行きました。場所によっても三鉄で働く人の雰囲気が異なることを知り、異動辞令があった際は毎回楽しそうだなと思いました。

2021/12/10

安全な運行に欠かせないものを学ぶ

安全な運行をする上で重要となる「線路」に関する仕事をさせていただきました。

本線の隣を走る「側線」と呼ばれる線の「高低」と「通り」の軌間と水準を見比べながら測量しました。道具を用いて、規定通りの幅や高さになっているかを確認する作業でした。

寒暖や衝撃等の理由でズレが発生した線路を修正する作業も行いました。ズレと言ってもミリ単位であるため慎重に測り修正していく安全な運行には欠かせない作業の一つで、緊張感がありました。

杭の打ち直しの作業も体験しました。杭は、よく見かけるペットボトルよりも二回りほど大きく、テレビのリモコン2本ほどの大きさでした。杭は、男性の平均体重ほどある私が全体重をかけてもびくともしませんでした。打ち込む作業では、思いっきり打ち込んでも数センチほどしか進みませんでした。ところがベテラン社員の方の作業を見ていると、あっという間に抜いて打ち込む作業が終わっているので敬服いたしました。

お昼休憩の時間には「北山崎」の絶景が見えるスポットに連れて行っていただきました。高さ約200mの断崖から臨む三陸の海では雄大な自然を堪能できました。

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