ワーホリ!いわて|ワーク&ステイ PROGRAM

実施レポート

[2021冬]株式会社Nイヤサカ(旧:株式会社奥中山高原牧場)

M.Oさん

念願の酪農体験!牛の”命”も人間の”食”も、尊さが身に沁みました。

M.Oさん

M.Oさん

滞在期間 2022/3/9~2022/3/17

大変でしたが、総じてとても楽しかったです!
私は、大学で農業に関わる機会が何度かありましたが、”酪農”という牛に関わる仕事を体験したことは一度もなかったので、今回のワーホリで初めて体験させていただきました。
ずっと牛と関わってみたいなという思いがあったのでようやく夢が実現しましたが、一方で本当に牛に関する知識を持っていなかったので、「こんなに何も知らないで伺っていいのかな?」とも思っていました。
実際に牧場へ伺うと、牧場の方が丁寧に教えてくれたり、私がうまくできない作業をフォローしてくださったりしたので、なんとか無事に勤務を終えることができました。参加期間が短かったこともあり、すべての業務を1回ずつほどしか体験しなかったので、慣れる間も無くその日の業務をやることに精一杯でしたが、牧場の方々のおかげで毎日楽しく過ごすことができました。
作業内容は大変なものばかりで、これを毎日欠かさず行う牧場の方々には尊敬しかありません。
私は普段、アルバイトでお菓子を販売しているのですが、そのお菓子に欠かせないバターや生クリーム、その元となっている牛乳がどのように作られているのか、どのような方のおかげでこういった乳製品を使ったお菓子が成り立っているのか、それをわずかながら身をもって学ぶことができたと思います。
毎日休むことなく牛の管理をしてくださっている牧場の方がいることで、私はお菓子を販売できていることを実感したので、感謝しながら、そしてそのお菓子を多くの方に届けていきたいな、と思うことができました。
短い期間ではありましたが、今回のワーホリでとても良い経験をさせていただきました。もう少し作業してみたかったし、牧場の方もおもしろい方がたくさんいたので、もっと話してみたかったです。ありがとうございました。

就業前には、準備期間として盛岡市内で過ごす期間が長く、この時期の参加には安全のため守らなければならないこともありましたが、こんなに1人でゆかりのない地域にいることがなかったので、1人でどう過ごすか工夫して考えることにも毎日ワクワクしていました。近くを散歩してまちの雰囲気を感じたり、ご飯屋さんに1人で行くということが楽しいということにも気づけました!
また、わたしのほか、同時期に同じプログラムに2人参加者がおり、お仕事を通じて交流できたこともとても楽しかったです。全員初対面ではありましたが、こんなに仲良くなることができて本当に嬉しかったです。

このような時期に受け入れてくださった牧場の方々に、本当に感謝したいです。また、漠然と、酪農を体験してみたいなという気持ちで応募した過去の私に「あの時応募して正解だった!」と言ってあげたいです。それくらい、岩手県で過ごしたこの期間は密度の濃いものだったと思います。
私は実家暮らしのため、今まででこんなに長期間家を出る、しかも1人で、ということが本当にありませんでした。1人暮らしは憧れだったので、のびのび過ごせて楽しかったです。それでも毎日家族や友達とは連絡をとっていたので、私の周りの人の優しさを改めて実感しました。今回の参加には、就業前の準備期間が長く、はじめは参加者の私にとっては負担があるな…と思うこともありましたが、それでも行ってよかった!と心の底から思います。

今回滞在した奥中山高原というところは、電車の本数も少なく、車がないとコンビニも含め移動も大変な場所で、ホテルや牧場の周りにはこの3月でもスキーができるくらい雪はあるし、しかも寒いし…という生活するには大変そうな場所でした。少なくとも私の地元ではありえませんでした。しかし、どこで出会う方も岩手の方はとても優しかったです。滞在期間中のホテルの方やご飯屋さんの方、そして牧場の方など、どの方もとても優しかったのでほっこりしてしまいました。人柄の重要さにも気づけたワーホリ期間だったと思います。

また、最終日を終えて、自宅へ移動を控える前日の大地震の影響で、当日新幹線で帰ることができなくなるという災難に見舞われることもありました。その時も、ホテルの方がご厚意で部屋で待機させてくださったり、移動手段が変わったことで、牧場の方が急遽帰る日の午後にも牧場に連れていって学ぶ機会を与えてくださったり、本当に色々な方に助けていただきました。
お仕事でもたくさんのことを教えてくださり、また、帰る当日まで私のために時間を割いていただき、こんなに親切にしてくださったことが本当に嬉しかったです。

学生のうちにこのような体験ができてとても良かったと思います。充実した時間を送ることが出来ました。
学生生活もあと1年なので、自分がどこでどのように働きたいか、しっかり見つめたいと思います。
本当にありがとうございました!!

\受入企業から/
今回M.Oさんをはじめ、参加していただいたみなさんが何事にも前向きに取り組んでくださいました。また、仕事を楽しみながら働いていた様子もうかがえ、素晴らしい学生さんに参加していただき光栄でした。今回、M.Oさんは応募頂いた方の中では、最も短い参加期間ではありましたが、初めての酪農体験、本当に楽しみながら取り組む姿が印象に残っています。帰省時、大地震の影響があったにも関わらず、トラブルが発生しても動じることなく対応していた姿にはひどく感心しました。この方は、大物になるかもしれない…!

\事務局から/
酪農体験がどうしてもやりたい!と、初めての経験に楽しみいっぱいのご様子でした。牧場の方もおっしゃる通り、いつも穏やかで落ち着きのある対応に、事務局も助けられていましたよ!働きぶりもそうですが、大物になるかもしれないだなんて、M.Oさんのその人間性、人柄もしっかり評価していただきましたね、事務局も誇らしいです。短い期間ではありましたが、日々の日誌からも、学んだこと、現場で吸収したことが本当に多かったことと思います。今回の参加を経て、将来どこで、どんな仕事をしていくのか、選択肢が広がりましたね!

2022/03/11

ドキドキの初日!早速ロボット搾乳からスタート!

今日は初めて牧場に行きました。
私は午前中、初めに牧場の説明を受ける予定でしたが、一足先にワーホリがスタートしていた参加者2人と合流し、一緒にロボット搾乳作業をすることになりました。
まず牛をこんなに間近に見ることが初めてだったのでその大きさに驚きました。また、牛が自分で搾乳機に入ってくることにも驚きました。
このロボット搾乳エリアには170頭弱の牛がいて、これらは牧場の中でも比較的乳量の多いエリート牛だそうです。昨日の記録だと、多い牛で1頭で60キロリットルほどの牛乳がとれていました。想像がつかない数字でした。
搾乳の見学をしたあと、牛たちのトイレ掃除をしました。人懐っこい牛が近づいてきたのですが、牛の力は想像以上に強くて少し怖かったです。そっと頭を撫でることはできました。牧場内の掃除は本当に大変で、これを毎日やっている方がいることを身をもって知り、凄いなと思いました。家での食器洗いなどとは比べ物にならないなぁと思いました。
午後は、まず牧場全体を見学させていただきました。車で移動して見に行った仔牛は可愛かったです。
研修会では初めて聞くような言葉や内容ばかりで難しかったです。明日の作業も頑張ります!

2022/03/12

パーラー搾乳はスピードが命!現場の速さに圧倒

午前中は、パーラー搾乳作業をしました。先に体験した2人から「これはキツいよ!」と聞いていたので覚悟していましたが、かなり大変でした。私はディッピングと前搾りという作業をしました。ディッピングは消毒をすることで、前搾りは搾乳機械をつける前に手で絞る作業のことです。牛は機械に乗って回っていってしまうので、スピードも求められるし、でもしっかり絞らないといけないので、とても焦ってしまうし大変でした。補助をしてくださってやっとできるくらいだったので、普段この作業を1人でやっている牧場の方はすごいなと思いました。終わった頃には特に親指と人差し指、そして腕がとても疲れました。夜ご飯を食べる時、お椀を持つ手が震えるほど筋肉痛になっていました。
午後は、哺育舎に移動して仔牛の世話をしました。まず、空いているハッチの清掃をしました。ハッチは仕切られた部屋のことです。汚れを落としブラシで磨き、雑巾で拭きました。
14時からは仔牛にミルクをあげる準備を始めました。まず一頭一頭体調を見て、それぞれにあげるミルクの量を決めます。それから一頭一頭ミルクをあげました。生まれたばかりの子には初乳、何日も経っている子には牛乳、などそれぞれにあげるものも違いました。初乳には免疫成分が含まれているそうで、牛はこの初乳からしか免疫を得ることができないそうです。
飲み慣れている子は勝手に飲んでくれましたが、まだ飲み慣れていない子にあげるのはとても大変でした。自分もハッチの中に入ってビンで飲ませてあげるのですが、動き回ってしまいなかなか飲んでくれませんでした。それでもあげる量は決まっているので飲み干すまで頑張って飲ませました。
全部の仔牛に飲ませ終えたあとは、体調の悪そうな仔牛の体温を測りました。肛門に体温計を差し込むのがなんだか痛そうでした。その後、水をあげて、今日の業務は終わりました。午後の作業はあっという間に感じました。

2022/03/13

人も牛も、日々の健康チェックは欠かさずに

今日も昨日と同じ内容で、パーラー搾乳の業務にあたりました。昨日は前搾りをしましたが、今日は搾乳が終わり機械が外れた後、乳頭の消毒をしました。それと同時に乳量が少ない牛がいないかのチェックをしました。乳量が少ないと病気になったり死んでしまう可能性もあるのでこのチェックはとても重要なものだそうです。
作業は少し慣れたこともあり、体力的には昨日よりは大変ではなかったのですが、見逃しがないように意識するのは大変でした。毎日この作業をしている方は本当にすごいなと思います。
午後も昨日と同様、哺育作業をしました。今日は、まず生まれたばかりの子に注射を打ちました。意外と深く刺すので痛そうだなと思ってしまいました。でも素早く刺してあげたほうが牛にとってはありがたいのかもしれません。かわいそうと思ってしまったのでなかなかうまく刺せず、難しかったです。
その後、ミルクをバケツにためて軽トラで運ぶ作業に連れて行ってもらいました。車の中で色々とお話を聞けて楽しかったです。ミルクを積んでいたのでこぼさないように慎重に運転するのが難しそうだなと思いました。
仔牛にミルクをあげ、体調の悪い牛の体温を測り、水とエサやりをして、最後に下痢気味の子に薬を飲ませました。これも牛の口を両サイドから押して開けさせ、注射器のようなもので口の奥に薬を流し込みました。これもなかなか難しかったです。
かわいそうと思ってしまうとなかなかうまくいかないことが多いので、思い切りが必要なのかなと思いました。
私は今日で哺育は最後だったので担当の方と仔牛に会えなくなるのが少し名残惜しかったです。

2022/03/14

中央家畜市場に潜入!貴重な牛のセリを間近で

今日は雫石にあるいわて中央家畜市場へセリの見学に行きました。まぐろのセリはテレビのニュースで見たことがありました、牛のセリは見たことがなかったのでどんな感じなのか想像がつきませんでした。市場は真ん中にセリに出される牛が次々に連れてこられて、値段がつけられていきました。その仕組みは、席にボタンがあって購入したい人がボタンを押し、押した人が1人になったところで値段が決まるというものでした。
初めは仔牛から、休憩を挟んで、初めて妊娠した牛である初妊牛、妊娠を経験済みの経産牛、ジャージー、育成牛がセリに出されていました。
仔牛はだいたい2万円〜3万円くらいから始まって、10万円強、高いものだと20万円強の値段まで上がっていました。少し調子の悪い牛は値段が低く、健康そうな牛は高くついていました。初妊牛などの大きな牛は30万円くらいから始まり、50万円から70万円くらいで取引されていました。セリを見るのは初めてなので相場がわかりませんが、今の時期の初妊牛は、仔牛を産む時期が5月頃と1年でも1番産むのに良い時期になるので、いい値段がつくそうです。
知らないことばかり、そして初めて見るものばかりだったので楽しかったです。
でも、口をロープで縛られて連れて行かれる牛の姿は、少しかわいそうでした。

2022/03/16

もりだくさんの業務のあとは、甘~いホットミルクを

今日は分娩作業の予定でしたが、すぐ産みそうな牛はいなかったため、まず昨日産まれた双子の仔牛にミルクをあげました。産まれてから24時間以内に初乳を飲ませてあげれば免疫が獲得できます。元気よく飲んでくれたのでよかったです。
その後この仔牛を哺育舎へ運ぶため車に乗せようと持ってみましたが、体重が40㎏弱あり、なかなか持ち上がりませんでした。相当な力仕事ですが、いつか1人で持ち上げてみたいと思いました。
次に、トラクターに乗せてもらいました。土をかき混ぜ、発酵させることで菌を死滅させるそうです。乗る前に土の中に手入れてみたのですが、とても温かく、深いところは60℃くらいもあるそうです。また、トラクターに乗ること自体も初めての経験だったので、おもしろかったです。
その後もこの日に産まれそうな牛はいなかったので、分娩担当の方の1日のお仕事などを教えてもらいました。分娩中の牛の手伝いをしたり、産まれた仔牛の世話をしたり、牛の食欲を見たり、体温を測ったりしているそうです。これら全てを1人でやるそうなので大変そうだと思いました。食欲がないと何らかの問題があるみたいで、それらについても詳しく教えてもらいました。体温も欠かさず測るのは牛の変化を見逃さないためです。ちなみに牛はだいたい38.5〜39.0℃という温度幅の狭い平均体温なのだそうですが、40℃だと明らかにおかしく、逆に38.0℃も低すぎで何かしらの問題が起きている、と判断するそうです。慣れもあるのかもしれませんが、とても難しそうに感じました。

牧場には猟をしている方がいて、その方が冷凍保存してあった鹿肉を焼いてくれました。鹿肉は臭みがあるのかなぁと思いましたが全くなくて、とても美味しかったです。びっくりしました。焼肉のタレと塩と胡椒で食べたのですが、どちらもとても美味しかったです!
午後はまず獣医さんの診断見学をしました。聴診器を当てたと思えば抗生物質の注射をしていたり、作業はささっと終わっていました。3頭診断していたのですが、そのうち 2頭は第4胃変位という、第4胃の位置がずれてしまっている状態でした。こうなるとオペをするのですが、2頭は体力的に厳しそうという判断でオペはせず、数日後、と畜場へと連れて行くそうです。少しかわいそうですが、牧場では牛は経済動物なので、仕方のない判断なのだなということがこの5日間でよくわかりました。
その後、妊娠診断の見学をしました。直腸に手を突っ込み、子宮を触って確認していましたが、なかなか衝撃的でした。これも難しそうだなと思いました。
今日は最終日ということで、搾りたての牛乳を飲ませていただきました!わざわざ鍋で殺菌してくださったのですが、ホットミルクは甘くて美味しかったです。色々なお話もたくさん聞けた日だったので、とても楽しかったです。

2022/03/17

急遽お仕事に!最後まで学びの充実した1日でした。

今日は本来であれば、自宅への移動を予定していましたが、前日夜の大地震の影響で新幹線が動かず、移動手段が変わったことで、せっかくならと牧場のみなさんのご厚意で、午後も半日お仕事をさせていただくことができました。
午前中分娩があったそうで、昨日は見ることができなかった産まれたての仔牛を間近で見ることができました。残念ながら、産まれるその瞬間は見れませんでしたが、帰れなくなったおかげでほやほやの仔牛を見ることができて良かったです!
その後、急な対応にも関わらず、まだ私が体験していなかった給餌作業を見学させていただきました。
大型トラックで牛舎にいる牛たちの餌の補充をします。ボタンを押すと餌をまくことができます。このトラックがとても大きく、助手席に乗るのも一苦労でした。大きすぎて道路は走れないそうです。
餌やりが終わると、明日の餌の準備を見学しました。草のかたまりがたくさん積み重なっていて驚きました。機械で下ろしたり積み上げたりしているのを見て、実写版テトリスみたいだ!と思いました。私がやったら倒してしまいそうな気がします。難しそうでした。餌に混ぜるものも色々あって、乳量が増えるようにするもの、タンパク質、カルシウム、ビタミンなどの粉がありました。ただ草をあげればいいというわけではないことがよく分かりました。
牧場の方々にはいろんなことを教えていただき、おもしろい方が多い職場だったので、最後の最後までとても楽しく過ごすことができました。ありがとうございました。

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