ワーホリ!いわて|ワーク&ステイ PROGRAM

実施レポート

[2022夏]合同会社田屋果樹園

T.Nさん

目的以上の結果を得られたワーホリ体験でした

T.Nさん

T.Nさん

滞在期間 2022/7/15~2022/7/31

今回のワーホリを通して、自ら起こした行動で視野を広げ、学びを深めることができたことをとても嬉しく思っています。今回ワーホリに参加しようと思ったきっかけは、主に大学での学びに役立つと思ったためですが、このプログラムを知ってから実際に応募するかどうかをとても悩みました。今まで引っ越しなどもしたことがなく東京しか知らなかった私にとっては、知らない土地で生活するというだけでも大きな挑戦だったからです。実際には、ワーホリ事務局の方にも就業先の方にも温かく迎えていただき、想像以上に充実した滞在となりました。当初の目的であった1次産業に触れるという目的はもちろん、盛岡での暮らしや育まれてきた文化まで体験することができたため、学校で必要な学びを超えて将来につながる知見を得ることができたと思います。

\受け入れ先企業より/
真剣に業務に取り組み、弊社のスタッフと直ぐに溶け込むことができており、安心しました。参加期間中は繁忙期でもあったので、スタッフの一員として活動いただけたこと、私たちにとってもとても助かりました。又、大学で取り組んでいるテーマ「地方創生について」は、とても実のある内容で、私自身とても刺激になる話し合いになりました。

\事務局より/
さくらんぼが大好きです!と参加をしてくれましたが、実際はさくらんぼだけではなく、桃、りんご、プラムと多くの果物の出荷のお手伝いをしていただきました。初めての農業体験もすべての作業を興味津々で取り組んでくれていましたし、スタッフの皆さんにもかわいがられていた様子が微笑ましく毎日の日誌から伝わってきました。今後は他のワーホリに参加している方々と情報を共有しつつ「地方創生」に絡めて何らかの形で残したいと意欲満々でした。楽しみにしていますね。

2022/07/13

初岩手県!悔いのないように頑張ります!

久しぶりに新幹線に乗ることができてワクワクしました。車窓はビル群から田畑へと変わっていき、自分も今から「そっち側」へ行くんだということを改めて感じました。
到着時は、あいにくのお天気でした。盛岡の第一印象は失礼ながら「意外と栄えているな」という感じです。考えてみれば、新幹線の駅がある街ですから当たり前ですね。
盛岡にいる間に三大麺を食べることと、きれいな岩手山を目に焼き付けることを目標に暮らそうと思います。
お仕事での目標は、どんなことにも挑戦して、たくさんのものを吸収することです。例えば果物の知識や農作業、岩手の方言や伝統などです。
それから、お仕事を通して地域の方、岩手に暮らしている方との関わりも大切にしていきたいです。何はともあれ、3週間後に後悔のないよう頑張ります。

2022/07/13

盛岡2日目

今日は朝10時にワーホリ事務局に行き、事前ガイダンスを受けました。ワーホリへ問い合わせをしてから参加までの1ヶ月以上にわたってお世話になっていた事務局の方にもやっとお会いできて嬉しかったです!アクティビティの日にまたお会いできることを楽しみにしていますし、その日は晴れるといいなと思っています。

お昼ご飯は、ぴょんぴょん舎で冷麺を食べました。本場盛岡の冷麺はゴムっぽいと聞いていたので覚悟していましたが、確かに今まで食べてきた冷麺の中で一番歯応えがありました。固いと言うのとはまた違っていて、独特の食感がクセになります。さっぱりしていて今の時期にぴったりですね。ちなみに、メニューをみて、冷麺だけでなく温麺もあることを知り驚きました笑。滞在中に他の冷麺屋さんやじゃじゃ麺屋さんにも行って、お店ごとの違いを楽しめたらいいなと思っています。

また、開運橋の下にはまだ紫陽花が咲いていました。東京では茹だるような暑さのせいか既に枯れてしまっているので、少し気候の違いを感じました。盛岡も日中は動くと少し暑いですが、朝晩は涼しくてとても過ごしやすいです。開運橋からみえるという岩手山は残念ながら今日も雲に隠れていました。しばらく不安定な天気が続きそうですが、ワーホリ後半には天気が回復することを期待しています。

2022/07/14

盛岡3日目 

今日は岩手銀行赤レンガ館を見学しました。小さな東京駅みたいだな、と思ったのですが中の案内を見たら岩手銀行の方が建築年が古く、こちらの方がお兄ちゃんでした。外観の赤いレンガが印象的ですが、中に入ってみるとたくさんの窓から入ってくる自然光が木造の室内を照らしていてとても綺麗でした。それから、2階に上がる階段のモニュメントが凝っていて面白いデザインでした。

お昼は『ティーハウスリーベ』という盛岡ではちょっと有名な老舗の喫茶店で食べました。スパゲッティとサンドイッチのランチセットを注文したのですが、こんがりトーストされたパンにバターが染み込んだあんバターサンドがとても美味しかったです!アイスティーについてきたシロップの入れ物がかわいくて、つい写真を撮ってしまいました。南部鉄器なのかどうか素人目には分かりませんが、鳥のくちばしのようなデザインでなんともかわいらしかったです。午後は涼しかったので、そのまま盛岡八幡宮まで歩いてお参りをしてきました。涼しげな花手水が綺麗でした。

さて、明日からは実際にお仕事が始まります。初めての土地での仕事、通勤のバスの乗車方法など、少しドキドキしていますが、とりあえず新しいことはなんでも楽しもう!という気持ちで頑張ります。まずはしっかりご挨拶をして、良いスタートを切れたらいいなと思います。

2022/07/15

ドキドキとワクワクが混在。待ちに待ったお仕事の初日!

初めての街で、初めて乗車する通勤のための路線バス。バス停で一人そわそわ。盛岡市内は本当にたくさんの路線が走っているようで、朝はバスが連なってやってきます。私が乗る番号のバスが来たときには一安心でした。バスは盛岡八幡宮のあたりまで私が昨日お散歩したコースをなぞっていましたが、その先は初めてみる景色でした。八幡宮を過ぎるとだんだんと緑が増えて、人が降りていきます。手代森についたときには車内には私ともう一人だけでした。

30分と少し走ったところで手代森に到着し、降りてみると朝は霧雨だった雨が本降りになっていました。そこから作業所までは一本道で、迷うことなく田屋果樹園さんに到着。ドキドキしながらご挨拶をしました。今日のお仕事はさくらんぼの選別でした。箱詰めするさくらんぼをサイズごとに分け、傷や痛みがないか確認していくお仕事です。大好きなさくらんぼが見たこともないほどたくさんあって、内心とても嬉しかったです。それと同時に、私が今まで見てきたさくらんぼはどれも農家の方の手で大切に選別、箱詰めされてきたものなんだと言うことがわかりました。他の果物に比べて一粒が小さく、皮が薄くて傷つきやすいさくらんぼでも、農家の方はあんなに丁寧に検品されているんですね。詰められた後のさくらんぼは艶も形もよく、綺麗に箱に収まっていました。中でも、よく見かけるパックではなくしっかりとした箱に詰められた大ぶりな高級品種は、まるで宝石のようでした。作業の休憩中に、さくらんぼをいくつか味見させていただきました。私には見た目では区別がつきませんが、食べてみるとやはりそれぞれ特徴があります。味が濃いものとやさしいもの、酸味があるものとないものなど、違いがあって面白かったです。

今日は初日だったこともあり、お仕事はお昼まででした。帰りがけに私が今日選別したさくらんぼを少し分けていただいたので、今それを食べながら日誌を書いています。ほんの少し傷があったり、熟れ過ぎてしまったりしたさくらんぼたちですが、少し傷があるくらいの方が甘くなるのだそうです。確かに、実の中に甘酸っぱさがぎゅっと詰まっていてとても美味しいです。

明日も引き続き雨予想ですが、作業所のみなさんに盛岡や果物のことを教わりながら、有意義な時間にしたいと思います。また、そろそろさくらんぼの作業が終わり桃に移行していくそうなので、そちらもとても楽しみです。

2022/07/16

地域に愛されている果樹園という実感

今日はお仕事2日目でした。天気は昨日と同じく雨だったので、引き続き作業所でさくらんぼの選別作業をしました。さくらんぼに傷やうるみがないかひとつひとつ確かめて、サイズごとに分けていく作業です。「うるみ」というのは、実が半透明で柔らかくなってしまっていることを言います。初めはすぐに判断できなかったのですが、やっているうちに要領がつかめてきたように思いました。ちなみに、この作業では多少の傷やうるみがあっても食べられそうな実は別に分けておきます。時々お客さんが来て、こういったさくらんぼをアウトレット商品として買っていかれます。田屋さんが出荷していらっしゃるさくらんぼの中には高級品種もあり発送用のものはとても綺麗に箱詰めされていますが、少し傷があっても美味しく食べられるものは地元の方が買ってくださるとわかって、なんだか安心しました。中には、プラムや桃はいつごろ出るの?と次の果物を楽しみにしている方もいらっしゃって、田屋果樹園さんは地域の方に愛されているんだなと感じました。

また、この作業をしていると面白いさくらんぼに出会うことがあります。二つの身がくっついていたり、親子のようになっていたりするもの、色味がほかとは全然違うものなどです。写真のように二つの身がくっついているものを実際に食べてみましたが、左右それぞれにちゃんと種が入っていました笑。こういった発見があるのも、このプログラムに参加したからこそだなと思います。

いまだに梅雨が明けないせいで桃の摘果が進んでいないそうですが、実りは十分で豊作になりそうとのことでした。天気が良くなれば実際に果樹園の方での作業もさせていただけるようで、とても楽しみです。発送を待っている方も地元の方も楽しみにしている桃が、雨や暑さに負けずに成長してくれたら嬉しいです。

2022/07/17

さくらんぼの品種の多さに驚きました

今日も引き続き選果とパック詰めをしました。初日には見るたびに驚いていた大量のさくらんぼも、やや見慣れてきました。今日は1日中「ナポレオン」という品種を分けたり詰めたりしました。田屋果樹園のさくらんぼにはたくさんの種類があります。初めて聞いたものでは「高砂」、「ナポレオン」、「月山錦」などがありました。それぞれ実の色や大きさ、味が違います。どのように種類が増えていくのか気になって調べてみたら、さくらんぼにも家系図のようなものがあることがわかりました。例えば、佐藤錦はナポレオンと黄玉がかけ合わさった品種ですが、紅てまりは佐藤錦とビックを掛け合わせて作られています。とすると、ナポレオンや黄玉はおじいちゃん、おばあちゃんのような存在ですね。それぞれの品種から色や味を受け継いでいると思うので、どこがどの品種に似ているのかいつか食べ比べてみたいです。

2022/07/18

盛岡まち歩きツアーに参加しました

今日は朝から盛岡のまち歩きツアーに参加しました。盛岡に来てからずっと続いていた雨も止み、朝の盛岡はお散歩日和でした。面白かったのは南部鉄器と電気ケトルで沸かした白湯の飲み比べ体験です。飲む前はわからないかな、と思っていたのですが、実際に比べてみるとなんと参加した三人とも正解しました!ひとくちに南部鉄器とはいえどさまざまな種類があること、作り方や着色方法にこだわりがあること、その歴史やルーツなどたくさんのことを学びました。見せていただいた中で、紫陽花の模様が施された鉄瓶がとても美しいと思いました。ポップな色合いのものがフランスで流行ったそうですが、それとはまた一味違う可愛さを感じました。蓋のつまみや持ち手の部分までこだわりが詰まったデザインは、写真ではなく生で見たからこそ伝わる良さがありました。

ツアーの参加者とはすぐに仲良くなりました。ツアー後には、わんこそばに誘ってもらいました!私も盛岡3大麺を食べたかったのですが、一人でわんこそばに行く勇気が出なかったので一緒に挑戦することができて嬉しかったです。待っている間にも周りの席から「はいどんどん」「はいじゃんじゃん」と言う掛け声が聞こえてきて、きいているだけでわくわくした気持ちに。ツアーのガイドさんがわんこそばはスポーツみたいなものとおっしゃっていましたが、実際に始まってみるとその通りだなと思いました。掛け声をかけながらお椀にお蕎麦を入れてもらうのは知っていたのですが、蓋をするミッションのことは知りませんでした。そろそろ終わりにしようかと思ってもお店の方がどんどんお蕎麦を入れるのでなかなか蓋をすることができません。最初は50杯を越えれば十分かなと思っていたのですが、励まされながら70杯まで頑張りました!二人ともお腹いっぱいまで頑張って達成感を味わいました。隣の席の人は100杯以上食べて木札をもらっていたので少し羨ましかったです。午後は大学の課題を片付けてしまうためにホテルに戻りました。今日の参加者とは色々な話をして仲良くなれました。一週間それぞれの受け入れ先で就業し、27日のアクティビティでまた会えることが楽しみです。

2022/07/19

りんごの摘果が必要なわけ

今日は雨が降っていなかったので外でりんご摘果の作業をしました。摘果とは、大きくて味のよい果実を生産するために、幼果の一部を間引くことです。一本の木が持っている養分は限られているので、たくさんの果実がついたままでは栄養が分散してしまい、小さくて味も良くないものが大量にできてしまうそうです。そこで、果実の数を減らすことで一つ一つに養分が行き渡り、おいしいりんごができるようにします。りんごの摘果では、果実と果実の間がはさみ1つ分開くことを目安に間引いていきます。滴下をする前のりんごの木には、私の想像の何倍もりんごの赤ちゃんが実っていました。全体でみると8割くらいの幼果を間引いたように思います。ぶどうの房のように集まって実っているりんごを切り落としてしまうのはなんだかもったいない気持ちになりましたが、おいしいりんごを育てるために心を鬼にして間引きをしました。

2022/07/20

作業中のおしゃべりも学びの時間になります

今日お仕事をした畑は「まちゃき」と呼ばれているところで、作業所からバスが通る道まで下りていったところにあります。みなさんが当たり前のように言っているので初めはなんのことだか分からなかったのですが、「町先」が訛って「まちゃき」になったのだそうです。手代森のあたりは昔の細かい地名が残っていて、畑の場所を表すときなどに使われているんですね。お昼休みにはまちゃき以外の畑も見せていただきました。さくらんぼ、りんご、プラム、桃、洋梨などたくさんの種類の木があり、とてもわくわくしました。プラムはもう収穫できそうなほど成長していて、まだ青くて小さい桃からは甘い香りがしていました。作業所よりもずっと高いところにある畑は、登っていくと盛岡の街を見渡すことができます。途中で陽が差した時はとても暑かったですが、畑は風が吹くと涼しくて気持ちよかったです。

また、作業をしながらみなさんが岩手や盛岡のことについていろいろ教えて下さるのが私の楽しみでもあります。街の美味しいパン屋さんから岩手の天候のことまで、気になることは何でも教えてくださるのでとても勉強になります。例えば、今日はじゃじゃ麺の美味しい食べ方を教わりました。よく混ぜて食べること、自分の好みの調味料を加えること、そして「ちーたんたん」でシメることです。「ちーたんたん」とは、麺を少し残しておいたじゃじゃ麺に卵を割り入れ、麺の茹で汁を注いだ卵スープのようなものだそうです。盛岡3大麺では、あとじゃじゃ麺を食べていないので、お店に行った時は実践しようと思います。じゃじゃ麺は3回くらい食べないとハマらないとおっしゃってる方が多かったですが、そう言われるとどんな味か余計に気になってしまいますね。近いうちに白龍(ぱいろん)に行ってみようと思っています。

2022/07/21

自然豊かな環境の中で様々な体験をしています

今日も桃の袋がけをしました。上を向いて作業していると桃の表面の毛が降ってくるそうで、だんだん目や顔がチクチクしてきます。桃の実は柔らかくて傷つきやすいのでか弱いイメージですが、意外と攻撃力もあります笑。細かい毛をつけることで虫から身を守っているんですね。しかし、よく洗って拭き取れば桃は皮ごと食べることもできるそうです。今までは皮を剥いた桃しか食べたことがなかったので、今年の夏には皮付きの桃にも挑戦してみたいです。田屋果樹園さんではいくつかの種類の桃を育てていますが、黄金桃という黄色い果肉の品種が人気だそうです。袋がけでは黄金桃だけ光を通さないように中が黒くなっている袋をかけます。同じ果物でも品種によって育て方が工夫されているからこそ、おいしい果物ができるんですね。

今日はとても天気が良かったので畑からは盛岡市内が遠くの方まで見えました。よく「夏は空が低い」と言いますが、東京に比べて格段に空が広い盛岡では、大きな入道雲ができているとぐっと空が低く感じられます。

それから、畑で作業をしていると色々な生き物を見かけます。例えば虫ではカゲロウやトンボ、セミの抜け殻をよく見かけます。カゲロウは見たことがなかったので、初めて見た時は透き通った姿が綺麗だと思いました。トンボも東京ではなかなか見ることができない胴体が10センチ以上もあるオニヤンマなどがいます。他には、1〜2センチくらいの小さなアマガエルをよく見かけます。地面だけでなく葉っぱに乗っていることもあり、急に飛ぶので驚きますがとても可愛いです。私はお仕事が5時までなので見ることができませんが、作業所に上がっていく道ではホタルが見られるそうです。岩手は水がきれいなのでたくさんの生き物がいるのかなと思いました。

2022/07/22

大学のスケジュールにリモート参加のため休日に

今日は午後から大学の課題の公表があったため、お仕事は休みにしていただきました。せっかくお休みをいただいたので無駄にしてはいけないと思い、朝ごはんと昼ごはんを兼ねて「ベル」にモーニングを食べに行きました。このお店はびっくりドンキーの一号店だそうです。趣のある特徴的な外装が面白いベルですが、モーニングのハンバーグセットは安定の美味しさでした。

そのまま盛岡の駅前からバスに乗り、つなぎ温泉というところへ行きました。滞在しているホテルではずっとシャワーだけだったので、たまには湯船に浸かりたいと思い行ってみることにしました。ホテルに着いた頃には課題の講評が始まる時間だったので一旦zoomを開き、1時間ほど教授のお話を聞きました。そして講評が終わったら、待ちに待った温泉タイムです!つなぎ温泉には計6種類の温泉がありました。一つ一つお風呂の形や温度が違うので、一人で湯船に浸かっていても退屈しません。そしてお昼過ぎという時間のせいもあってか、人が少なくてとてものんびりできました。露天風呂では、アリの行進に遭遇しつつも、雨の音を聞きながらリラックスすることができました。雨が降ってきたことで気温が少し下がったので、熱いお湯に浸かりながらぼーっとするには最高でした、、。身支度を整えていざ帰ろうとしている時、なんと帰りに乗る予定だった15時半のバスは平日のみの運行で、土日は16時半まで待たないとバスが来ないことがわかりました。ロビーで待つのは退屈なので、道路沿いにある足湯で1時間ほど潰しました。外は大雨でしたが、足湯には屋根がついているので雨音を聞きながら濡れずに足湯に浸かることができます。急に雨脚が強まったこともあって、地元の方が雨宿りついでに利用していたり、足湯をしながら積み将棋を解いているおじさんたちがいたりと、みんな思い思いの方法で足湯を活用していました。そしてそんな方々にバス停の場所を教えてもらってやっと大通りまで帰ってくることができました。

夕食のことはあまり考えていなかったのですが、ホテルの近くにある「やまなかや」の冷麺がおすすめだと聞いたので行ってみました。盛岡に来て2度目の冷麺です。やまなかやの麺は1件目に行ったぴょんぴょん舎の麺よりもやや細くて食べやすかったです。お酢を入れたり辛くしたりするとさっぱりするので、盛岡では焼き肉とセットになっているのも納得です。明日は知り合いと小岩井に行く予定なので雨が降らないといいなと思います。

2022/07/24

休日でリフレッシュ、明日からまた頑張ります

今日は、小岩井農場まで行ってきました。朝は曇っていましたが、農場に着く頃にはすっかり晴れていました。私は今まであまり牧場という場所自体に行ったことがなかったので、まずはその広さに驚きました。なんと全体で3000ヘクタールもあるそうです。入り口から入ると可愛いポニーがお出迎えしてくれました。くりくりの目に長いまつ毛で、とっても美人でした。馬は高校時代にも時々見かける機会があったのですが、大人の馬は威厳があって凛々しい印象を受けるのに対して、ポニーは大人でも優しくてほのぼのした感じがします。しかし、フランス革命を率いたあのナポレオンの愛馬はポニーほどの大きさだったそうなので、馬というのはすごいなと思いました。

羊はいくつかの群れに分かれて日陰で休んでいました。やはり着ている毛皮が暑いのか、みんな省エネモードであまり動きません。重なり合って集まっているのが微笑ましい反面、なんだか見ているこちらまで暑くなる気がしました。

おやつタイムの時には飼育員さんが羊の生体についてお話してくれたのですが、印象的だったのは羊のしっぽの話です。羊にはもともと尻尾があるのですが、衛生的な観点から生まれてすぐに壊死させて落としてしまうのだそうです。コーギーの尻尾と同じですね。たくさんいる羊の中には少しだけ尻尾が残っているのもいて、モコモコの尻尾を振っているのが可愛かったです。それから、おやつタイムが終わるときにはシープドッグであるボーダーコリーがうまく羊たちを誘導して小屋に帰していました。自分より体の大きい羊の群れを一生懸命に追い立てている姿が健気でした。午後に暑くなってからはソフトクリームも食べて、大満足の休日でした。明日からまたお仕事を頑張ろうと思います!

2022/07/25

今日からサマータイムでの勤務です!

今日から田屋果樹園さんはサマータイムになりました!日中の気温が30度を超える日は、熱中症のリスクを減らすために作業時間が6時から12時までになるそうです。確かに畑には日差しを遮るものがないので暑いですが、東京の7月と比べると過ごしやすいです。田屋果樹園さんの畑は山の斜面にあるので、上の方まで登っていくと盛岡市内のパノラマが見えて、暑い日は大きな入道雲が見られるのを楽しみにしています。

今日は作業がお昼までだったので、お仕事の後に古民家のひっつみやさんと山の上のカフェに連れて行っていただきました。ひっつみは、ほうとうやちくわぶに近い食感ですが、さっぱりしていて暑い時期にもぺろっと食べられる美味しさでした。きっと冬の寒い時期に食べても美味しいのだろうなあと思います。そして、みなさんおすすめのくるみ餅も食べてみました。私はお餅というと四角い切り餅が思い浮かぶので、杵つきの生のおもちは新鮮でとても美味しかったです。くるみ餅にも、くるみが混ぜ込んであるものやタレがかかっているものなどそれぞれの家庭の味があるんですね。古民家をそのまま使っている店内は、畳で郷土料理を食べることができるのでとても素敵でした。カフェでは、ソフトクリームに3種類の手作りジャムがついているデザートを食べました。暑い畑で作業した後だったので、酸味の効いたカシスのジャムが美味しかったです。お店は田屋果樹園さんの畑よりも高いところにあるので眺めがいいことはもちろん、ブルーベリーやミント、カシスなどをお店の周りで育てている可愛いカフェでした。りんご農家さんなので、収穫の時期にはアップルパイなどりんごのスイーツが食べられるそうです。それから、メニューにはスーパーフードと言われているアロニアを使ったものもありました。調べたところ、アロニアはポリフェノールやアントシアニンが多く含まれているベリー系の果実で、寒い地域で主に育てられているそうです。家族も私も長時間パソコンを使うことが多いので、目に良いアロニアのジャムをお土産に渡そうかなと思っています。

2022/07/26

盛岡市民の台所。神子田の朝市に行きました

今日はなんとお仕事の前に神子田の朝市に連れて行っていただきました。畑での作業は6時からなので、ホテル出発は5時前とべらぼうに早かったです。朝市では採れたての野菜や果物、手作りのお惣菜などを売っていました。盛岡に来てからスーパーの野菜が安いなと感じていたのですが、それを上回るお手頃価格で大ぶりのきゅうりやトマト、なすなどが売られていました。農家さんの漬物や梅干しも、日中の畑仕事を思うといつも以上に美味しそうにみえます。地元の人が地元産のものを求めてやってくる朝市は、とても素敵ですね。最近ではスーパーなどで農家さんご本人の写真や紹介文を掲載しているところを見かけますが、作った本人から買えるというのは一番新鮮で、なにより安心だなと思いました。私が朝ごはんに買ったおにぎりももちろん美味しかったのですが、ひとくち分けていただいた茄子の味噌田楽がとっても美味しかったです。おやつには「きりせんしょ」と茹でとうもろこしも買いました。きりせんしょとは米粉の生地にくるみを入れて砂糖と醤油で味付けした岩手の郷土菓子です。地域やお店によって特色があるそうですが、もちもちの生地と甘塩っぱい味付けは、豪華なみたらし団子という感じでしょうか。今日の早起きは三文以上の得がありました。

お仕事は引き続きりんごの摘果でした。朝ごはんをしっかり食べてきた分、作業も頑張れた気がします。初めは驚いた赤ちゃんりんごも随分と見慣れてきて、形の良し悪しがわかるようになりました。例えば、実の底が斜めになっているものや枝に当たって凹んでいるものは積極的に間引くようにしています。もちろん斜めでも味は変わらないけれど、贈り物には形の良いものが好まれますもんね。調べてみたら、サンふじは受粉が難しいため底が斜めになりやすいそうです。品種によってそんな違いがあるのも、育てている農家さんだから知っていることなのかもしれません。

2022/07/27

アクティビティの日!ちょっと北へ

今日は以前から楽しみにしていたアクティビティの日でした!午前中は石神の丘美術館に行きました。ここは、野外に石像が展示された自然の中の美術館でした。展示された石像の中でも特に印象的だったのは三沢厚彦さんの彫刻「ANIMALS」シリーズです。絵本の中から飛び出してきたような独特なタッチで彫られた動物たちは、石神の丘の自然の中でみると不思議と背景と馴染んで見えます。以前都内で行われた企画展で作品を見たのですが、屋内で照明に照らされていた時とは違った魅力を感じることができました。また、西野康造さんという方の企画展もみることができました。金属でできた大きな羽根が風でゆっくりと動く作品がいくつかあり、どれもずっと見ていたくなるような安心感がありました。今日の盛岡の最高気温は35度、さらに天気は晴れです。とっても暑かったのですが、そよ風を受けて動く羽根は視覚から涼しさを提供してくれました。彫刻作品が展示される際は絵画ほどではないにせよ展示環境が整えられている場合が多いため、山や大きな庭に囲まれた作品を見ることができる機会は貴重です。美術館では「いつでも同じように作品を見られる」というのが一般的ですが、石神の丘美術館では季節や天候によって表情が変わる作品を味わうことができて、素敵だなと思いました。

午後は岩手山の火山流を歩きました。岩手山は盛岡市内からもよく見えるので生活の背景の一部という印象でしたが、いざ近づいて見るとその大きさに驚きました。そして、街から見るのとは違う岩手山の一面を見ることができました。山の中腹から自分たちの足元まで溶岩が流れた跡がくっきりと見えました。一面真っ黒でゴツゴツとした地面は、初めこそ驚きましたが、歩くと何とも言えない独特の音がして心地よかったです。また、地面の黒と青い空の境目はなかなか見ることのない配色で印象的でした。

ほんの10日前には岩手には何があるかと聞かれても何もわからなかったのに、実際に訪れてみると人に教えたくなるような魅力がたくさんあります。いつでも山のシルエットが綺麗なこと、田畑の緑が鮮やかなこと、おいしい食べ物や楽しくて親切な人たちのことなど、東京に帰ったら家族や友達にたくさん自慢したいです。

2022/07/28

りんごと梨の摘果から考えたこと

サマータイムの勤務にもだんだん慣れてきました。朝はやっぱり眠いですが、畑は9時ごろから急に暑さが厳しくなるので、朝の作業の方が幾分かはかどります。今日は朝のうちにりんごの摘果が終わり、続けて和梨の摘果をしました。梨には和梨と洋梨がありますが、和梨は丸くて洋梨はひょうたん型なので形ですぐに見分けがつきます。和梨は一見りんごにそっくりですが、りんごよりもツルが長く表面がざらざらしています。りんごの摘果では密集している実を傷つけないように切り落とすのが大変ですが、梨はツルが長いので実を傷つける心配がなく、作業がしやすいと感じました。初めて作業をした日と比べるとチョキチョキと実を切り落としていく感覚にもだいぶ慣れてきて、スピードも上がってきた気がします。

そして、梨はまだ直径5〜7cmほどの幼果にもかかわらず鳥に食べられている実が多いことに気がつきました。気になったので、間引きした和梨を味見してみましたが、甘さは少なく渋みが残っていたので美味しくありませんでした。ではなぜ鳥たちは梨をつつくのか、余計に不思議です。私の予想では、酸味が少ないからではないかと思います。りんごや桃は幼果に酸味がありましたが、梨はほとんど酸っぱくありませんでした。私たち人間にとってはさっぱりしていると感じられる酸味も鳥からは不人気なのかもしれません。

2022/07/29

今日は町先きの畑でりんごに袋がけをしました

りんごといえば摘果、桃といえば袋がけの印象がありましたが、りんごの中にも袋がけをする品種があるのですね。今日袋がけをしたのは「はるか」という岩手県原産の品種です。はるかの実は明るい黄色で、酸味が少ないことや苗木が少なく希少であることが特徴です。他のりんごに比べてお尻の部分がしっかり凹んでいるので幼果のうちから見分けることができるのだそうです。他の品種の形がみかんに似ているとしたら、はるかの形はパプリカみたいな感じだなと思いました。可愛らしいというよりは、すました品のあるりんごという印象です。ちなみに「サンふじ」など品名に「サン」がついたりんごは袋をかけずに育てられたことを意味するそうです。こうして興味を持って調べてみると、知らなかった情報が次々に出てきて面白いですね。

そして、今日もお昼前は厳しい暑さと日差しでした。月末でお仕事を終える方が多いというのもあって、お仕事のあとに念願の「かどしげ」のかき氷を食べに行きました。私はかねがね聞いていたりんごのかき氷を食べたかったのですが、なんと1日10食限定ということで完売でした、、。代わりにブルーベリーヨーグルトのかき氷を注文しました。ふわふわの氷が山になって現れると、やはりテンションが上がってしまいますね。中にブルーベリーソースが入っていて、外側には固めのヨーグルトソースがかかっています。キーンと冷たくて甘酸っぱい、夏の畑仕事のあとには最高のデザートでした。

気がつけば明日が最後のお仕事です。畑からの眺めや皆さんとの温かい会話を心に焼き付けたいと思います。明日が最後の早起き、寝坊しないように頑張ります。

2022/07/30

広々とした風景に心癒されたワーホリ参加でした

今日が最後のお仕事の日でした。寝ぼけ眼をこすって必死に起床しました笑。作業はプラムのパック詰めです。色味も大きさも様々なプラムを産直への配達用にパック詰めしていきます。大きいものは直径10cm、小ぶりのものはピンポン玉くらいのものまでありました。あまりに大きいプラムはスーパーでは見かけることがないので、こんなにも大きく成長するのかと驚きました。作業をしながら、果物の周りについている白い粉は、ブルームと言って、新鮮な証だと教わりました。その通り、田屋果樹園の採れたてのプラムにはちゃんと白い粉がついていました。調べたところ、果実に含まれる脂質から作られたろうが表面に出てきたものだそうです。果実の表面のブルームには、雨や朝露などの水分をはじいて果実の病気を防いだり、果実から水分が蒸発するのを防いだりする働きがあります。食べても全く問題ありませんが、農薬と見間違えて嫌われることがあるためブルームが出にくい品種も開発されているそうです。私としては、おいしい果物を見分けるために役立つはずのブルームを発生しないようにしてしまうのはもったいない気もします。就業時間が終わる少し前にプラムの作業が終わったので、畑で洋梨の摘果をしていた方々と合流しました。畑から見える景色も今日で見納めかと思うとやはり寂しかったです。何枚も写真に収めてきたけれど、ホテルで見返すとやっぱり生で見る景色には敵いません。明後日からはまた都心のビルに囲まれた空しか見られなくなるのかと思うと、盛岡の広々とした空と雲が恋しいです。

2022/07/31

最終日は休日になりましたので、様々なまとめで締めくくりました

ワーホリの最終日でしたが。仕事が休みになったので、溜めてしまっていた日誌を書いたり、翌日のチェックアウトに向けて荷造りをしたりしました。お昼は、一緒にお仕事をしていた方に教えていただいたラーメン屋さんにいきました。その時に中央通を通ったのですが、明日から3年ぶりに開催される「さんさ踊り」が始まるということで浮き立っているような雰囲気が感じられました。古くからある地域の催しが今でも市民に大切にされているのはとても素敵なことだと思います。さんさには子供からお年寄りまで参加しているので、私たちの次の世代、その次の世代まで受け継がれていくのだろうなと思うと、1日にさんさをみることができるのがとても楽しみです。

[当たり前に食べている果物の秘密]
私たちが普段食べている果物がどのように育てられ、管理されているのか知ることができました。私がワーホリに参加した時期は主に果物の摘果や袋がけを行なっていました。初めて畑に行った日、ずらっと並んだ木々を見て、いつまでも終わらないのではないかと不安な気持ちになったことを覚えています。木や実の形はひとつずつ違うので、簡単に機械化することはできません。近頃は農業にもIoTを取り入れようという取り組みがありますが、一筋縄ではいかない現状を実感しました。7月はりんごも桃も梨もまだ小ぶりで、これからおいしく成長していくための準備段階でした。初めは収穫の作業をしてみたかったという気持ちがありましたが、収穫するサイズの果物は東京でも見ることができるため、果樹園だからこそみられる成長過程の果物に関わることができてよかったと思っています。また、実際に果樹園で働いてまず気がついたことは、果物は会社ではなくそこに住む人たちの手で育てられているということです。東京にいたときは、地方には「農家」というものがあってその人たちが野菜や果物を作っているんだと考えていました。しかし広い土地で様々な果物を栽培している果樹園では、農家さん、あるいは会社の経営をしている人だけで全ての木を管理することはできません。従業員の方々の地道で丁寧な作業があってこそ、どの木もおいしい果実を実らせることができるのだと思います。お子さんが学校に行っている時間に働いている方や、他のお仕事をしながら働いている方など、私が普段目にする果物はその地域に暮らす方々の手で育てられているんですね。そのことを実感してから、八百屋さんに並ぶ果物がより身近に感じられるようになりました。実際の業務だけでなく、このような気付きを得られたことも含めて今回果樹園で働くという経験ができてよかったと感じています。

[宮澤賢治にイーハトーヴと言わしめた地]
滞在中はお休みをいただいて出かけるたびに岩手県の広さを実感しました。温泉や農場に行ったり、美術館に行ったりと大移動をしたつもりでも、地図で確認してみると私が訪れたのは岩手県のほんの一角に過ぎません。沿岸部や青森の近くにもぜひ行ってみたかったなと思っています。岩手には山も川も海もあって、それぞれの景色や新鮮な食材を味わうことができるのが魅力ですね。自然が豊かな岩手では季節によって楽しめる内容も変わるのではないかと思うので、今度は寒い季節にも訪れてみたいです。また、岩手といえば宮沢賢治ゆかりの地という印象が強くありますが、造語として有名な「イーハトーヴ」は岩手がモチーフとなったと言われています。理想郷を意味する言葉に自分の生まれ育った土地の名前を使うのは斬新だなと思っていたのですが、3週間ほどの滞在の中で、農学を専攻していた宮沢賢治の目には岩手の豊かな土地がそれほど魅力的に写っていたのだろうと感じました。

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