ワーホリ!いわて|ワーク&ステイ PROGRAM

実施レポート

[2022夏]株式会社高田松原(道の駅高田松原)

H.Nさん

震災の記憶以上に、このまちの豊かな財産は、人の優しさとともに

H.Nさん

H.Nさん

滞在期間 2022/8/31~2022/9/14

陸前高田に行ってみたい、陸前高田のことを知りたい、という思いで参加したワーホリ。道の駅高田松原で、フロアでのレジ・接客から企画に至るまで、様々な業務を体験させていただきました。
知らない土地の知らない場所に、自分一人で飛び込んでいく不安もありましたが、高田松原のみなさんは本当に温かく受け入れてくださり、その不安は初日始まってすぐに消え去りました。
岩手県の特産品を中心に扱う売り場、サイフォン式コーヒーや、ジェラートを提供するすなば珈琲、陸前高田のブランド米「たかたのゆめ」を使った、たかたのごはん。本当にたくさんの方と関わりながらお仕事をさせていただき、いろんなお話ができたことが何より刺激的な毎日でした。
毎日宿泊先から道の駅に向かうBRTの道中は、今日はどんなお仕事になるだろう、どんなお話ができるだろうと楽しみで仕方がなく、約2週間の滞在はあっという間に過ぎたように思います。

アクティビティや休日には、陸前高田だけでなく、大船渡や釜石、大槌にも行くことができました。どの場所にも共通しているのは、ごはんが本当においしかったということです。特に海鮮が大好物の私は、初めて食べたホタテのお刺身のおいしさに衝撃を受け、まるまる一皿食べてしまいました。
ワーホリ事務局主催のアクティビティツアーの中で特に印象に残っているのは、吉里吉里での薪割り体験です。初めての斧に腰がひけて初めはなかなかうまく割れませんでしたが、コツを掴んでくるとだんだん楽しくなってきて、スコーンッと気持ちよく割れた時には、何とも言えない爽快感。青天の下、夢中で割り続けて身体は疲れましたが、心のエネルギーのようなものをもらったような気がしました。

滞在中、お世話になったいろんな方に「陸前高田の魅力は何ですか?」とお訊きしていました。海、気候、風景、食べ物…。いろんな魅力を教えてくださり、実際に見て、食べて、体験させていただきました。
そんな中で、私が「陸前高田の一番好きなところは?」と聞かれたら、真っ先に、お世話になったみなさんの顔が思い浮かびます。魅力的なものは本当にたくさんあるけれど、突然やってきた私を温かく受け入れて、見守ってくださったみなさんがいるということが、“私がまた陸前高田に行きたい”と思う一番の理由です。

自分の中で今回のワーホリの目的は、陸前高田を知りたい、ということでした。たった2週間の滞在で知れたことは、陸前高田の持つたくさんの側面のうち、本当に僅かな部分だけだったと思います。震災遺構や津波伝承館を訪れて感じたものは、まだ自分の中でも消化しきれていません。でも、震災の場所としてしか陸前高田を知らなかった私にとって、陸前高田の美しさ、面白さ、おいしさ、温かさを肌で知れた日々は何よりも貴重で、大切な毎日でした。

ワーホリを終え、東京での大学生活が再開した今、陸前高田を思い出すと本当に夢のような日々だったなあと感じます。私は大学でこれからまちづくりについて学ぶ予定ですが、学業の点でも、将来を考える上でも、この経験は自分の土台を作るパーツのひとつになる予感がしています。また陸前高田に行った時には、一回り二回り成長した姿を見せられるよう、これからの日々を自分らしく頑張っていきます!短い間でしたが本当に、本当にお世話になりました。ありがとうございました!

\受入企業から/
今回2名のワーホリ学生を受け入れましたが、これまでのアルバイト経験を活かせたせいか、いずれの業務も理解度がとてもよく、すぐに実践的に業務を遂行してくれて、即戦力としても十分に満足のいくものでした。
H.Nさんは「業務への意欲・積極性」「職場内におけるコミュニケーション力」が特に優れていました。
また、当社の広報物の制作を手伝ってもらいましたが、校正でも執筆でも、文章の基本ができていて、高い評価をしたい点です。文章の基本ができている人は実社会でも少ないものです。
H.Nさんは、社会に対する意識も高い分、さまざまな強い思いを感じました。これからも貪欲にチャレンジを続け、さらに社会に対する広い視点を得てほしいと期待しています。

\事務局から/
ワーホリ期間中は、お仕事のみならず、まち・人・食そして絶景と、三陸、陸前高田をまるごと楽しまれたことでしょう!
たかたノートの執筆業務では、ご担当者様に高いご評価をいただき、ご自身の力を大いに発揮されましたね。この経験は、きっとこれから伝える、表現するという場面でのH.Nさんの大きな自信に繋がることと思います。
将来は地方創生という、日本が抱える難しい課題にもチャレンジしていきたいという強い意志をおうかがいしました。ぜひ今後も、何らかのかたちで岩手と繋がりを持ち続けてくださることを願っています。2週間お疲れ様でした!

2022/08/31

盛岡に到着後は、早速まちの散策からスタート !

昼過ぎに盛岡に到着し、ワーホリ事務局の方にガイドしていただきながら、早速盛岡市内のまち歩きをしました。
岩手銀行赤レンガ館、盛岡城跡公園、盛岡という星で BASE STATIONなど、盛岡の街についてお話を聞きながら、興味のある場所にたくさん連れて行っていただきました。盛岡のまちの雰囲気を知るとともに、大まかではありますが、明治から現代までの移り変わりを感じることができ、とても勉強になりました。なによりとても楽しかったです!
岩手銀行赤レンガ館では、建物とともに岩手・盛岡の歴史に関する展示を鑑賞しました。建築は明治の空気をそのまま残しているかのようで、今にも開業当時の光景が蘇りそうな印象を受けました。
盛岡という星で BASE STATIONでは、関係人口を増やすためのさまざまな取り組みについてうかがいました。
特に、大学生をはじめ自分と同じ世代の方々が、盛岡の魅力に目を向け活動をされていることが印象に残っています。将来どのようなアプローチでまちづくりに携わっていこうかと考えているところでしたが、何も大学卒業後でなくても、大学生としてできることは沢山あると知れました。岩手から戻ったら、自分の場所でなにかできることはないか、探してみようと思います。

2022/09/01

ひとり建築巡り~ わたしの”好き”を再確認 ! ~

まず、ワーホリ事務局でのガイダンスを受け、その後の自由時間は夕方までひとり建築巡りをしました。
あいにくのお天気でしたが、雨の中をずんずん歩き(帰るとだいぶ濡れていました)、もりおか歴史文化館、もりおか啄木・賢治青春館とまわり、お昼はベル(びっくりドンキー1号店)のお座敷へ。お腹が膨れたところで少し足を伸ばし、南昌荘、もりおか町家物語館、盛岡八幡宮へ。
盛岡八幡宮を出たところで、雨で結構濡れていることに気づき、ひとりまち歩きツアーは終了となりました。
濡れていることに気づかないぐらい、夢中で楽しんでしまいました。
もりおか歴史文化館では、さんさ踊りとチャグチャグ馬コの展示を見ました。自分の地元もお祭りが多い地域なのですが、お祭りは地域の良いところがぎゅっと詰まっているような感じがするなと改めて思いました。
来年はぜひ観に来たいです。

もりおか啄木・賢治青春館では、展示の中にあった、宮沢賢治の言葉に心を打たれてしばらくぼうっとしてしまいました。
もともと宮沢賢治の作品は好きだったのですが、生涯や考え方について知ったあとに作品を読み返すと、また違ったものを受け取れる気がしています。
南昌荘は本当に素敵な建物でした。いろんな人の所有となって、大切に守られてきたことがわかりました。お庭が見えるところで甘味とお茶をいただきました。
昔からの建物を保存するばかりでなく、様々な形で利用することで、さらに後世に残していけるのかなと思います。
まち歩きを通して、自分が“昔の建築が好きなんだな”ということを再確認できました。昔のものをどう保存し、どう利用するか、といったことにも興味があるので、これから学んでみたいなと思います。

2022/09/02

3時間の長旅 ! 盛岡から滞在先の大船渡へ大移動

今日は移動日でした。
盛岡駅でじゃじゃ麺をいただいたあと、約3時間バスに乗り、無事宿泊先のある大船渡に到着しました。
車窓からの風景が本当にきれいでした。「田舎は何もない」と言う人もいますが、一度地元から東京という都会に出ている身からすると、山と川と田んぼと空があるというそれだけで最高の景色だと思います。
今までいろいろな場所で海を見る機会はありましたが、大船渡の海は一番陸に近いように感じて、なみなみとした水の存在感が大きく、一言で言うなら「湛える」という感じがしました。
大船渡の第一印象としては、古いものと新しいものが入り混じったまちだなと思いました。三陸鉄道の古い方の車両の横を、ピカピカのBRTが通り抜けて行ったり、盛駅の付近は年月を感じる建物も見かけましたが、海沿いは新しい建物ばかり建っていたり、というようにです。
海側の新しい建物を見ていると、否が応でも津波の気配を感じて、外から来た人間としてどうあるべきなのか、という気持ちも強くなりました。まずは、明日からの勤務を一生懸命頑張りたいです。

2022/09/03

早くも、食・人・景色に魅了された勤務初日でした。

本日は初勤務日でした!
通勤時も緊張よりわくわくのほうが大きく、道の駅高田松原のきれいな建物が近づくにつれ、ますます楽しみになりました。宿泊先である大船渡温泉から陸前高田までのBRTの車窓からは、最初は木々の隙間に海が見え隠れしていて、トンネルを抜けてしばらくすると、一面の稲穂、という映画みたいな光景が見られました。
道の駅高田松原の建物は、HPで見てはいましたが、実際目の前にしてみると本当にきれいでした。旧道の駅タピック45と伝承館、道の駅、大屋根をつなぐ“復興の軸”と、水盤と海をつなぐ“祈りの軸”のほかにもいくつもの軸が重なってできているそうで、道の駅の活気はありつつも、祈りの場としての静寂が共存した場だと感じました。

最初はOさんを訪ねて、業務全般やスタッフの方の紹介をしていただきました。道の駅は、株式会社高田松原以外にもいくつかの事業者が入っていますが、他の事業者さんのスタッフの方も、業務について丁寧に説明してくださり、周りの方もわからないところを聞くと優しく教えてくださったので、不安なく楽しく働くことができました。
「ワーホリで来ました」と自己紹介すると、「なんでここに?なにもないのに!」とおっしゃる方もいらっしゃったのですが、道の駅に並ぶ物産品をとっても、通勤の景色をとっても、突然やってきた私のような者に優しくしてくださる皆さんをとっても、“何でもある!”と思いました。
今日のお昼は、たかたのごはんでいただきました。海鮮が、本当に本当に美味しかったです。
明日の勤務も頑張ります!

2022/09/04

仕事のあとは、三陸の海の幸をたらふく堪能~!

勤務2日目の今日は、初日同様主にレジを担当し、サポートなしで全て一人で行いました。大きなミスなく終えられてよかったです。
お昼はおばんざい定食をいただきました。なんでもおいしいし、量もあるのでお腹いっぱいになります。
夜は、道の駅でお世話になっている従業員の方に、ご飯に連れて行っていただきました。大船渡の「鰣不知(ときしらず)」というお店で、ひたすら海鮮を食べまくりました。全部おいしかったのですが、生まれて初めて食べたものだと、ホタテの刺身、サメの心臓、マンボウがおいしかったです。道の駅でのお仕事や、地元の地理についても色々とお話を聞けて楽しかったです。
勤務の合間にもいろんな方にお話を聞けるので、新しいことを知ることができてとても勉強になります。少しだけ震災の時のお話を聞けて、その方はご家族は無事だったものの、お家が流されたとおっしゃっていたのですが、家が流れたことを、さも普通のことのようにお話しされていたのが印象に残っています。

2022/09/05

仕事の合間の交流も、”気づき”をもらえる時間です。

レジにもだいぶ慣れてきて、完全に一人でできるようになりました。たまに変なボタンを押してしまうと、ビービーブザーが鳴って焦りますが、慌てずにやり直せば大丈夫なので、焦らないように気をつけています。
今日は、平日なのもあり、お客様も多くなかったので、合間にいろいろお話を聞けて良かったです。
震災の話はどこまでお聞きしていいのかわからなくてまだあまりできていませんが、少しお話を聞いた方は、「復興したんだかしてないんだか、空き地も多いし。」とおっしゃっていました。
震災前の陸前高田は、大きなお店も多くて今よりずっと栄えていたそうです。
明日伝承館の方に行かせていただけるのでそこでまたお聞きできたらと思っています。

2022/09/06

復興、観光、伝承、様々な視点から陸前高田を考える

今日は、道の駅高田松原の支配人からガイダンスを受けたあと、陸前高田のまちや、これからの観光、全体としての将来像についていろいろとお話を聞くことができ、本当に勉強になりました。
一番印象に残っているのは、“陸前高田は、観光地としてまだまだ発展途上だ”というお話です。復興祈念公園のほかに訪れる場所が少なかったり、観光客が訪れることで起こる様々な問題への対処が浸透していなかったり、観光においての見通しがまだまだこれから、というようなお話でした。高田松原では「旅っく」というガイドツアーをやっているということで、14日にガイドツアーに連れて行っていただけることになりました。
今日は、東日本大震災津波伝承館「いわてTSUNAMIメモリアル」にも行き、伝承館では副館長の解説のもと、見学させていただきました。副館長は、県の職員として勤めておられる方で、震災のときは避難所から仮設住宅、仮設住宅から復興住宅や建て直した家などへの引き移りを担当されていたそうです。新しく家を建てる方は、二重ローンで建てたり、収入によっては補助の制度を利用したりしていたそうで、そのように実際に行政として復興に携わった方のお話を聞くと、復興の道のりに少し実感を持てるような気がしました。と同時に、震災とこの11年を、外の人間が理解できる範囲には限界があるだろうなということも感じました。
伝承館を訪ねたあとは、企画業務の道の駅フォトコンテストに関する写真撮影などを行いました。
道の駅フォトコンテストの準備を終えた後は、たかた通信の題材探しなどをしました。

2022/09/07

【休日】ワーホリの先輩を訪ねて&広田半島一周の旅 !

今日は初めてのお休みの日です。
ワーホリ事務局の方にお繋ぎいただき、過去に2度キャッセン大船渡のワーホリに参加したことをきっかけに、その後大船渡に移住され、現在大船渡市で地域おこし協力隊として活動されている、臼山小麦さんにお会いしました。お会いする前にインタビューを拝読して、すごくエネルギッシュでやりたいことを楽しんでいる方なんだろうなという想像をしていました。実際お会いしてみて、そのイメージそのまま、とても明るくて魅力溢れる方で、自分や自分の人生を全力で楽しんでいる感じが伝わってきました。移住して地域おこしに関わっていく大変さとやりがいのようなものも、お話の中から感じました。聞きたいことを全部お聞きするには時間が無さすぎたので、またお会いしたいです。
その後、道の駅でお世話になっている方の車に乗せてもらい、陸前高田の建築巡りと広田半島一周に連れて行っていただきました。地名や地元の暮らしについていろいろと解説しながら回ってくださったのですが、ところどころ、震災前は…とか、ここまで津波が来て…というようなお話もありました。当たり前のことですが、ここに住む方のほとんどが震災のそのときもここにいて、それからのこの11年を過ごしてこられたんだということを実感しました。BRT陸前高田駅すぐの「まちの縁側」という施設の横には慰霊碑があり、陸前高田で犠牲になった方のお名前がずっと刻まれていました。まだ見つかっていない方もたくさんいらっしゃるそうです。
たくさんお話ししていただいて、いろいろなことが印象に残っていますが、ひとつ、憤りのようなものを抱いてしまうお話がありました。信じたくないことですが、観光で来られるお客さんの中には、極稀に、震災や津波に関して敬意を欠いた発言をされる人もいるそうです。陸前高田だけに限らず、震災があった場所を訪れるのならば、最低限持っているべき気持ちというものがあるのではないかというのが私の意見ですが、みんながみんな、そのような心持ちでいるわけでもないのだと知りました。観光客の方が増えるほど、そのようなことが起こる頻度も、今より増えていくのではないかと思います。今後、観光を発展させていこうと取り組んでいる中で向き合っていく問題の一つだと感じます。

2022/09/08

【休日】思い出の三陸鉄道に揺られながら、釜石へ

昨日に引き続き、今日もお仕事はお休みの日です。
大船渡温泉からBRTで盛駅まで行き、三陸鉄道で釜石に行きました。
10年ほど前、宮古と久慈に旅行に来た際、三陸鉄道に乗ったことが思い出に残っていて、また乗りたいなと思い、釜石に行こうと決めました。
同じ電車に乗り合わせた旅行客の方と写真を撮り合ったり、他愛のない会話をしたりして、ささやかな交流ができたのが嬉しかったです。
釜石駅で降りて、目的地も決めず、ただずんずん進んでいると、市民ホールに辿り着きました。それまでの道のりが、陸前高田と比べて建物が多かったので、この辺りは津波は来なくて昔のままなんだろうかと思ったのですが、浸水区域のマップを見たら、完全に浸水区域の中でかなり驚きました。すぐ近くのまちでも全く様相が違って、まちの地形やさまざまな特徴から復興計画も全く変わってくるのかなと思いました。海側に出て小高いところからまちと海とが見渡せました。陸前高田の高い堤防をいつも見ているので、堤防がすごく低くて心もとなく感じました。
陸側に戻り、イオンタウン釜石の広場に行ったら、鹿が草を食べていました。あとから聞いたところ、釜石では鹿はそんなに珍しくなくて、よくその辺りにいるそうです。ですが、「車を運転していると、突っ込んできたりして怖いんだよ。」と言っていました。

2022/09/09

今日からカフェ部門 ! ジェラート作りに大苦戦…

勤務5日目となる今日からは、道の駅にあるすなば珈琲で、レジとジェラート販売を担当させていただきました。
すなば珈琲は、もともと鳥取のお店で、震災をきっかけに陸前高田にもお店を出したそうです。テイクアウトオンリーで、コーヒーやソフトクリーム、ジェラートなどがあります。コーヒーはサイフォン式ですごく本格的です。
レジ自体はフロアでもやっていたのでだいぶ慣れてきましたが、ジェラートの盛り付けがこんなにも難しいものだとは思いませんでした…!スパチュラという、大きなスプーンのようなものでジェラートをすくってカップに盛り付けるのですが、円錐状に尖らせるのが職人技で、慣れるまでだいぶ苦戦しました。
企画業務では、新しい味のジェラート(イチゴミルク味)と、道の駅で売っているピーマンの撮影をしました。どうやったら美味しそうに見えるかとか、反射や角度やバランスを細かく調整しながら撮影しました。反射を抑えるために、白い紙をかざしながら撮るなんていうことは本当に初めて知ったので、面白かったです。
その後、新商品のパッケージの色を決める作業をしました。決めると言っても色はもう決まっていて、色を定義する作業でした。出力のアプリケーションなどによって、印刷して出て来る色にずれが生じるので、大量の色見本の中から一番理想に近い色を探して、カラーコードで定義してから印刷会社さんに依頼するそうです。企画と一口に言っても、やることは本当に幅広いのだなと思いました。
夜は、道の駅のみなさんがご厚意で、交流会としてごはんに連れて行ってくださいました。陸前高田のアバッセたかたという商業施設の裏にある、お肉や肉加工品が美味しいお店でした。「高田のいいところはなんですか?」という質問に答えていただいて、海が綺麗とか、気候が良くて住み心地がいいとか、ご飯が美味しいとか、いろんな話を聞いていましたが…いつのまにか90年代の音楽の話になっていました!「好きなものが一つあると、それだけで人生が変わるし、本当に支えになるよね。」という話が印象に残っています。私も今までそうだったし、これからもきっと好きなものに支えられながら生きていくんだろうなあと思うので、自分が好きだと思うことを大事にしていきたいなと思いました。

2022/09/10

3連休を目前に、一段と賑わいを見せる土曜日でした♪

今日は、すなば珈琲でずっとレジをしました。たまに変なボタンを押したりして、間違えてしまうこともありましたが、慌てずにやり直して大きなミスはなく終われたので良かったです。
この週末はお天気も良かったので、お客様が多く、注文を覚えるのが大変でしたが、なんとか無事に終えられました。客層としては、年配のご夫婦や家族連れの方が多かったように思います。また、秋の行楽シーズンが始まっているらしく、バイクの方も多く見られました。
道の駅でのお仕事は、フロアから入って、企画業務にも少し関わらせていただいたり、今日はすなば珈琲、明日はたかたのごはんと、いろんな部署をまわっていろんな人とお話できるので楽しいです。

2022/09/11

様々なバックグランドを持つ人が集まる、このまち

今日は、道の駅のたかたのごはんで、注文受付とお皿洗いをしました。
ショッピングセンターのフードコートなどでよく渡される呼び出しブザーを初めて使いました。仕組みがわかって、いつもこういうふうに呼ばれていたのかと思うとおもしろかったです。
一緒に働いたTさんは、私と同じ歳の息子さんがいらっしゃるそうで、いろいろ楽しくお話させていただきました。もともとは関西の方で、親戚の方がこちらにいらっしゃるということで、一年前に移住されたそうです。移住してきての文化の違いとか、これからの展望などについてお話を聞いて、いろんな人がいろんな思いでこの道の駅で働いていらっしゃるのだなと思いました。
今日は日曜日なのでお客様が多く、とても忙しかったですが、厨房の方も疲れていないかすごく気にかけてくださいました。今日も楽しく1日を終えられました。

2022/09/12

商品を”売る”だけでなく、”伝える”という関わり方も

今日は、午前中すなば珈琲での勤務でした。
注文も少し慣れてきて、一緒に働いている方に「ベテランみたいだね!」と褒めていただけたのでとても嬉しかったです。
開店準備後、オープンまで1時間休憩時間があるのですが、先日伝承館を案内していただいた際に見きれていない展示があったので、休憩の間にまた見学に行くことにしました。津波が陸に近づくと急に高くなるメカニズムや、なぜリアス海岸では津波が大きくなってしまうのかについて、断片的な知識がつながって、とても勉強になりました。
また、少しですが、当時の手記も読みました。文字や文章から感じ取るものは、映像から伝わってくるものとはまた違う重さがあり、このあとの勤務に支障がないよう、読むものをセーブしないといけないぐらい、生々しく実感として心に残りました。
午後は、少しすなば珈琲でレジをした後、道の駅の通信「たかたノート」を作りました。たかたノートは、道の駅高田松原で掲示しているもので、スタッフの方が季節のお話やおすすめのメニュー、イベントなどについて書いているおたよりのようなものです。私は「道の駅高田松原で売っているものの中で一番好きなもの」というテーマで書いてほしいと課題をいただいて、いろいろ食べさせてもらった結果、迷いましたが「割りしみチョコせんべい」について記事を書きました。伝統の南部せんべいにホワイトチョコを染み込ませた、癖になるお菓子です。支配人が校正してくださって、言葉の選び方など勉強になりました。
書いたものは9月20日ごろ掲示されるそうで、その頃私はもう陸前高田にはいませんが…、掲示されることが楽しみです。

2022/09/13

【アクティビティ】三陸沿岸のまちを深掘りツアー!

今日はワーホリ事務局主催のアクティビティツアーの日でした。
三陸鉄道で釜石駅に向かい、そこでワーホリ事務局の方と、他のワーホリ参加者のお二人と合流しました。偶然の出会いでしたが、同い年だったり、田舎が好きだったり、他にもいろいろと思わぬ共通点がたくさんあって、すぐに打ち解けられて良かったです。釜石市内の建物もいくつか見ることができ、途中立ち寄った、ひょっこりひょうたん島のモデルになった蓬莱島が本当に綺麗でした。
お昼は海を見ながら美味しい海鮮丼をいただいて贅沢な時間を過ごしたあと、NPO法人吉里吉里国を尋ね、薪割り体験をして、震災のお話をうかがいました。薪割りは初めてで、最初はうまくできるか不安でしたが、綺麗に割れるようになるととても気持ちよく、無我夢中でたくさん割ってしまいました。「そのうち、“ここを割って”っていう木の声が聞こえてくるよ。」とのことでしたが、残念ながらわたしには木の声はまだ聞けませんでした。またチャンスを見つけて薪割りしたいです。
吉里吉里国の理事長である芳賀さんから、震災のお話を聞けたのも本当に貴重な時間でした。震災について触れるとき、普段は映像や文章として完成されたものを見ることが多いですし、直接だとなかなかどこまで聞いて良いのかわからなくて聞けないことが多いですが、率直なお話を面と向かってしてくださると、鮮明にその時の様子が伝わってきました。
震災というとその瞬間、その日に意識を向けがちな気がしますが、当たり前ですがその前の日常があって、その直後の日々があって、その後の日々があって、今に繋がっているということを改めて認識しました。

2022/09/14

旅っくツアーでめぐる、陸前高田の多彩な顔に触れて

今日は勤務最終日でした。何日か前から、みなさんに「あとちょっとだねえ、寂しいねえ。」と言っていただいて、既に寂しい気持ちでいっぱいでしたが、勤務中、あと数時間でこの時間も終わるのか…と思うと、本当に寂しくて仕方ありませんでした。
午前中はすなば珈琲に入る予定でしたが、フロア勤務に変更になり、初日と同じお仕事をさせていただきながら、初日から今日までを振り返って感慨深いものがありました。お昼は支配人と、今日初日を迎えるワーホリ生のA.Wさんと一緒に、陸前高田の話題のスポット・発酵パーク「CAMOCY(カモシ―)」に行きました。カモシーは発酵をテーマにした施設で、ご飯だけでなくパンやビール、チョコレートなどのお店も入っている、素敵な建物でした。支配人が以前されていたお仕事のお話や、震災のお話などゆっくり聞けて貴重な時間になりました。
午後は、Tさんに旅っく(ガイドツアー)に連れて行っていただきました。ワーホリ期間中、震災遺構を目にする機会はありましたが、実際近くに行ってお話を聞くと、伝わってくるものの重さが全然違いました。一方で、ガイドさんがおっしゃっていたように、震災という切り口だけではなく、陸前高田をいろいろな面から見ることができて、とても良かったです。例えば隕石の伝説、広田半島から見える絶景、美しい砂浜など、魅力はたくさんありました。正直、最初陸前高田のまちを見た時は、震災のイメージが強く「津波を起こした怖い海」として見てしまったり、街並みの様子から無意識に震災の気配を感じたりしていました。
この滞在期間を通して、また旅っくのツアーを通して、もちろん震災という側面、同時に震災以外の側面を知れたことで、自分の中の陸前高田のイメージがより深いものになりました。美しいもの、面白いもの、陸前高田にはいろんな顔があることを知りました。陸前高田と震災とは切っても切り離せないものだし、私がこのように震災について言及するのはどうなんだろう、まだ何もわかっていないのに、という気持ちもあります。しかし、このワーホリでの滞在がなければ、震災について簡単に話すことにこんなに葛藤を感じることも、陸前高田の魅力をこんなに知ることもなかったと思います。
いろいろな気持ちがありますが、確かに言えるのは、私はまだまだこれから陸前高田のことを知っていきたいということです。そして、私だけではなく、いろんな人に陸前高田のことを知ってもらいたいです。
今日一日、最終日ということでお世話になった方々にお礼を伝えました。皆さん「また来てね。」と言ってくれて、本当に良い方々とご縁をいただけて幸せだなあと思いました。ワーホリは最後になりますが、また違う形で来ようと思っています。
短い間でしたが、陸前高田に来られて本当によかったです。本当にお世話になりました。ありがとうございました。

お問合せ

いわてふるさとワーキングホリデー事務局・
盛岡市ふるさとワーキングホリデー事務局

〒020-0024
岩手県盛岡市菜園1-12-18
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電話でお問合せ平日10時〜18時

019-621-1171

ACCESS

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公共交通機関をご利用いただくか、お車でお越しの際は、お近くの有料駐車場をご利用ください。

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※盛岡駅からのアクセスには「盛岡都心循環バス でんでんむし 左回り」の「菜園川徳前」が便利です

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[タクシー] 盛岡駅より5分

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